モンベルの2次燃焼焚火台フォールディング ファイヤーピットを購入

モンベルの2次燃焼焚火台フォールディング ファイヤーピットを買ってしまいました。

煙が少なく、組み立て簡単。新発想のたき火台「フォールディング ファイヤーピット」


2次燃焼とは

薪を熱するとガスが出て、それに火がついて燃えます。これが1次燃焼。

1次燃焼で燃え残ったガスに、焚火台側面の二重壁内で暖まった空気を吹き付けると再度燃焼します。これが2次燃焼。

2次燃焼用の吹き出し口からどんどん空気が供給されるためよく燃えるのだと思われます。自動的にあおいでいるようなものでしょうか。

薪から出るガスや煙が2回燃やされるため、燃え残りが少なく煙が少ないようです。


初めて見たのはソロストーブ

初めて二次燃焼する焚火台を見たのは多分solo stoveだと思います。見たと言っても動画でしたが。

盛大に噴き出る炎に、なんだこれはガスでも使っているのか!?と不思議に思い調べて2次燃焼なるものがあることを知りました。

その時からちょっと試してみたいと思っていました。

solo stove


ソロストーブはでかい

しかし、ソロストーブのFire Pitsシリーズは丸くて畳めず大きくかさばるので、ただでさえ荷物削減が課題の私はとても買う気になれませんでした。


スノーピークの焚火台Lは重いし取り扱いも面倒

キャンプを始めた頃からスノーピークの焚火台を使っています。というか、あの頃は焚火台といったらあれしかなかったのかもしれません。

買ってはみたものの、重いし、炭も七輪に比べて激しく消費するし、灰や火の後始末は面倒だし、指は挟みそうになるし、もっぱら七輪ばかり使って焚火台はほとんど使っていませんでした。

しばらく前からグループでキャンプをするようになると焚火台が欲しくなりました。また、炭さえ惜しまなければ暖かいし、網の面積が広くてたくさん調理もできるというメリットもあり、最近は焚火台を使っていました。

だがしかし、重い。そしてゴツイから(家や車、腰を痛めないように)取り扱いに神経を使います。


モンベルからフォールディングファイアーピット登場

そうこうするうちにGoogle newsにモンベルのフォールディングファイアーピットの記事が流れてきました。

えっ!? なにこれ? コンパクトにしまえて二次燃焼だと? 控えめに言って最高じゃないですか。

というわけで、ずっと思案していました。これを買えば、目にしみる煙も軽減されるかもしれません。あの、風向きが変わるたび煙をよけて焚火台の周りをぐるぐる回るのから解放されるかもしれません。

そして二次燃焼の美しい炎を見ることができるかもしれません。


懸念点

足元が寒い

しかしネットで調べてみると、足元が寒いという噂が書かれていました。

なるほど、二次燃焼の空気を温める部分は二重壁として機能し、下から冷たい空気がどんどん供給されるわけですから遮熱版として機能します。それでは確かに暖かくないかもしれません。それは焚火として致命的な問題です。

味気ない

味気がないという話もあります。燃焼効率は高いかもしれませんが、焼却炉となりかねないかもしれません。趣味の焚火としてどうなんだという話です。

火力が強い

料理をするのに火力が強すぎるという話もあります。焚火台Lの場合はグリルブリッジで高さ調節、つまり火力調節が可能でした。果たして。

付属品がしょぼい

付属のロストルや網が焚き火一発で曲がるという話もあります。そしてステンレスの丈夫なロストルや網は品切れ状態です。


店頭で見て購入

懸念点があるけれど、いっちょ店頭で実物を見てみるかと吉祥寺のモンベルショップに行ってみました。モンベルショップと言いつつユニフレームや一部スノーピークの商品も置いてありました。

実物を見てみると小さい! 箱も小さいし。本体は比較的しっかりしていて、噂の貧弱ロストルもそれなりの厚さがあるように感じました。網はそれなりで消耗品でしょうか。

とにかく小さいのが気に入り、本体の質感も上々なので、思わずその場で購入を決定。


開けてみて

箱はそれなりに大きいです。段ボールが入っていて隙間もありますから。5kgだから楽に持って帰れるだろうと思ったところ、二重にしてもらったとはいえ袋のひもが指に食い込みました。

中身を出してみました。

ケースに収めてみました。想像以上に小さくコンパクト。これはイイ! 

折りたたまれている本体を開きます。

完全に開きました。

ロストルセット。上下を間違えやすいです。山型に配置します。

貧弱な網をセット

側面(?)は二重になっていないので、こちら側なら暖かいかも。


サイズ比較


焚き火台Lとの比較

正面からだとそれほど変わらないと感じるかもしれません。

しかし、横から見ると大きな違いです。実際もこの印象です。

実際にはこれに、地面を守るシートを追加し、オプションのロストルと網に変えるので、もう少しかさばると思います。それでもこれまでに比べればはるかにコンパクトです。

重さも、以前は炭床まで一式合わせて15kgありました。

スノーピーク 焚き火台L を使っています

今のところ5kgなので、大幅に軽量化されました。

週末に実戦投入して、どんなもんかレポートしてみたいと思います。


実戦投入

実際に使ってみました

モンベルのフォールディングファイアーピットはとても良かった



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