BMW 318i Touring の自動運転は一般道でも結構使える
先日、ニッポンレンタカーからBMW 318i Touringを借りたところ、自動運転技術が飛躍的に進化しているのに驚きました。 BMW 318i Touringの自動運転レベル2に衝撃 それに味を占めて今回のキャンプにも借りてみました。 一般道でのACC 前回は、一般道でもACC(追従クルーズコントロール)を使ってみたけれど、調子が良くないため使うのをあきらめました。 今回、再度試してみたところ、これがかなり調子が良くて大きな国道等で使えるのはもちろん、先行車がいればそこそこの山道でも使えることがわかりました。ヘアピンカーブなどがある山道は無理でしたが。 大きな道ではACCで走っていても妻が気が付かない程でした。ワインディングロードでは酔うからわかるという事でしたが。(コーナーでの自動減速機能がないので仕方がないです) 結構なカーブでもちゃんと先行車を見失わずハンドルを切っていくことが多くありました。もっとも、車線を見失うこともしばしばありますし、まれですが中央分離帯や歩道に向かってハンドルを切る場合もあったので常に手綱を握っている必要はあります。馬は自殺行為をしませんが318iはするので今のところは馬以下です。 平地の道でも、交差点で曲がる際に、前の車を見失った瞬間、設定された速度に向かって加速をするので、曲がる際にはいったんACCをキャンセルする必要があります。再開(Resume)は同じボタンでできるので簡単です。 難点はあるものの、一般道でもかなり使えることがわかりました。 なお、帰りの高速はジャンクション以外はほぼ自動運転で、車線減少などを除けば人間の介入もほぼ不要でした。家に帰ってからの疲労がこれまでとは全然違いました。 完全自動運転には懐疑的 かなり使える反面、乗っていて色々思うところはありました。 現在のBMWのレベルでは残念ながら完全自動運転ははるか先の話です。 曲がり角で先行車を見失うし、中央分離帯や歩道にぶつかろうとするし、自転車を追い越せばブレーキをかけるし、高速走行中にインター出口の40km等の速度制限を認識するし。その速度を自動的に適用していたら後ろから追突されかねないです。 撤回はしたもののテスラが自動運転のソフトを配布したというのがすごいと思います。それだけ完成度が高いという事なのでしょう。 テスラ、自動運転ソフトのベータ版撤回 顧客が