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10月, 2021の投稿を表示しています

BMW 318i Touring の自動運転は一般道でも結構使える

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先日、ニッポンレンタカーからBMW 318i Touringを借りたところ、自動運転技術が飛躍的に進化しているのに驚きました。 BMW 318i Touringの自動運転レベル2に衝撃 それに味を占めて今回のキャンプにも借りてみました。 一般道でのACC 前回は、一般道でもACC(追従クルーズコントロール)を使ってみたけれど、調子が良くないため使うのをあきらめました。 今回、再度試してみたところ、これがかなり調子が良くて大きな国道等で使えるのはもちろん、先行車がいればそこそこの山道でも使えることがわかりました。ヘアピンカーブなどがある山道は無理でしたが。 大きな道ではACCで走っていても妻が気が付かない程でした。ワインディングロードでは酔うからわかるという事でしたが。(コーナーでの自動減速機能がないので仕方がないです) 結構なカーブでもちゃんと先行車を見失わずハンドルを切っていくことが多くありました。もっとも、車線を見失うこともしばしばありますし、まれですが中央分離帯や歩道に向かってハンドルを切る場合もあったので常に手綱を握っている必要はあります。馬は自殺行為をしませんが318iはするので今のところは馬以下です。 平地の道でも、交差点で曲がる際に、前の車を見失った瞬間、設定された速度に向かって加速をするので、曲がる際にはいったんACCをキャンセルする必要があります。再開(Resume)は同じボタンでできるので簡単です。 難点はあるものの、一般道でもかなり使えることがわかりました。 なお、帰りの高速はジャンクション以外はほぼ自動運転で、車線減少などを除けば人間の介入もほぼ不要でした。家に帰ってからの疲労がこれまでとは全然違いました。 完全自動運転には懐疑的 かなり使える反面、乗っていて色々思うところはありました。 現在のBMWのレベルでは残念ながら完全自動運転ははるか先の話です。 曲がり角で先行車を見失うし、中央分離帯や歩道にぶつかろうとするし、自転車を追い越せばブレーキをかけるし、高速走行中にインター出口の40km等の速度制限を認識するし。その速度を自動的に適用していたら後ろから追突されかねないです。 撤回はしたもののテスラが自動運転のソフトを配布したというのがすごいと思います。それだけ完成度が高いという事なのでしょう。 テスラ、自動運転ソフトのベータ版撤回 顧客が

Excel VBAでSelection(選択範囲)を列単位、行単位で処理する

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ExcelのVBAで選択されているセル範囲を列単位、行単位で処理する方法について書いてみます。 選択範囲を処理する方法 Excelで選択された範囲をVBAではApplication.SelectionでRangeオブジェクトとして取得できます。Selectionの処理方法について検索すると次のようなページがヒットします。 選択範囲の操作 しかし、この方法では、一つの行に対して列数分だけ繰り返し同じ処理が行われてしまいます。また、ユーザーがCtrlキーを押しながら複数の範囲(Area)を指定した場合には破綻します。 ちなみに、Selection.Rows.Countは最初のエリア(Area)しかCountの対象としません。残りのエリアは対象外です。 Range.Rows プロパティ (Excel) 単純な行番号比較はだめ Selection のアイテム番号は左上から右方向に振られているように見えたので次のプロシージャを実行してみましたがダメでした。 Sub uWrong()     Dim uCell As Range     Dim uMax As Long          For Each uCell In Selection         If uCell.Row > uMax Then             uMax = uCell.Row             uCell = 1         End If     Next End Sub 未処理の行があります。 次のプロシージャーで、selection で取得した順番を表示してみました。 Sub uFillAll()     Dim uCell As Range     Dim i As Long          For Each uCell In Selection         i = i + 1         uCell = i     Next End Sub 結果は次の通り。 これは次の順番でCtrlキーを押しながら範囲を選択したためです。 このように、Selectionは指定したエリア順に処理されるようで、上から順番に処理されるわけではないようです。 SelectionはRangeのコレクションを順番に返しているだけなのでしょう。 UNIQUEとSORTを使う 2022/

ロゴスの抗菌ウォータータンク16を購入

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ロゴスの抗菌ウォータータンク16を購入してみました。 これまで使っていたのは 2006年にキャンプを始めた時から使っていると思われるエバーニューのソフトタイプのウォータージャグです。もう15年くらい使っていることになります。 蛇口をつけるのにコツがいり失敗すると漏れてくるのが難点でしたが、それ以外は特に問題もなく移動するときはコンパクトで、使う時にはそれなりに(10リットル)入って重宝していました。 ところが今回、ケチってこのタンクからペットボトルに補充した水を飲んでみたところ、すっごい樹脂の臭いがしてオエッて感じでした。もう飲まなくてもボトルのふたを開けただけでたまらんて感じです。 はじめてボトルに入れて飲んだけれど、前からこうだったんだろうか? それとも経年変化で劣化してきたんだろうか。 いずれにしろこれでは健康に悪そうで使い物にならないので引退していただくことにしました。 ロゴス 抗菌ウォータータンク16 本当はハードタイプがいいけれど車への積載を考えると今でさえ減らしたいと思っているのでやっぱりソフトにしました。いずれやろうと思っている飛行機で移動してキャンプをするのにも必要ですし。 Amazonで検索してその中で良さそうだったのがこのロゴスの抗菌ウォータータンク16。 抗菌ウォータータンク16 たたまれて入っています 左がロゴス。右がこれまでのエバーニュー。 容量はこれまでよりアップして、持ち手もしっかりしました。蛇口も悪くなさそうです。 スペック 総重量:(約)280g 容 量:(約)16L サイズ:(約)24×24×29cm 収納サイズ:(約)24×22×9.5cm 主素材:LDPE、EVA 使ってみて たたまれていた状態から展開するのはとっても大変だったと妻が言いました。そのため売られていた状態には畳まないことになりました。私は気にはなりませんでしたが。 水栓のレバーは、180度開くタイプでした。最初90度動かして出てこなかったので戸惑いました。180度の方がわかりやすいし、センター位置を気にしなくて良いので操作もしやすいと思いました。 肝心のにおいは今回確かめるのを忘れました。 2021/11/21追記 さらに使ってみると、水の出が少ないことが気になります。本体がしっかりしすぎていて変形しないのが原因かもしれません。 上の方に空気取り入れ口が欲しか

Power Automate Desktopでファイルをゴミ箱に送る

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Power Automate Desktopでファイルをゴミ箱に送るフローを作ってみました。 「ファイルの削除」アクションを使用してファイルを削除するとゴミ箱に入らず完全に消えてしまいます。これだと後から見たいときに困る場合があります。 ゴミ箱に入れるアクションが見つからないのでVBScriptを使ってゴミ箱に送ります。 一応テストはしていますが、よくコードを理解してテストをしてからご利用ください。 VBScriptでゴミ箱に送る方法 VBAを使っていた時にはAPIを使って処理していましたが、シェルオブジェクト(実体はエクスプローラー)を使えば簡単に記述できるようです。 vbsでゴミ箱への移動 Power Automate DesktopからVBScriptを使う方法は次のページに書かれています。 演習問題 - VBScript を使用して剰余を計算する 実際のコードは次の通りで、2行です。 Const ssfBITBUCKET = 10 CreateObject("Shell.Application").Namespace(ssfBITBUCKET).MoveHere "%SelectedFile.FullName%" 1行目は定数ssfBITBUCKETに10を指定しています。Namespaceに直接10を指定しても動作はしますが、10だと後から見た時になんだかよくわからなくなるため、名前付きの定数を使ってわかりやすくしています。ちなみにBit Bucketとはヌルデバイス(Unixなら/dev/null)を指すようです。 2行目はオブジェクト操作になれていないと意味が不明だと思うので、次のようにばらして書いてみました。 Const ssfBITBUCKET = 10 Set uShell = CreateObject("Shell.Application") Set uRecycleBin = uShell.Namespace(ssfBITBUCKET) uRecycleBin.MoveHere "%SelectedFile.FullName%" 定数設定 ShellオブジェクトのApplicationプロパティ(値)からオブジェクトを生成します。 ShellオブジェクトのName

Power Automate Desktopでブラウザでダウンロードしたファイルを処理する

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Power Automate Desktopを使って自動化する作業の一つはWebサービスだと思います。例えば私は銀行の明細照会や送金等の自動化を試みています。 そういう作業をしていて必要になって来るのがダウンロードしたファイルの処理です。例えば口座明細ファイルを保存するとか請求書を印刷するとかです。 ダウンロードされたファイル名がわかっているのであれば簡単ですが、実際には毎回違うなんだかよくわからない暗号コードのようなファイル名が付けられて落ちてくるという事は結構あります。 ファイル名が確定しなければアクションで指定してみようがないので困ります。今回はそういうファイルの処理方法について書いてみたいと思います。 画像はクリックすると拡大できます。 ダウンロードアクションを使用する Power Automate Desktopにはそのものズバリの「Webからダウンロードします」や「Webページのダウンロードリンクをクリックします」が用意されています。 しかし、残念ながらこれはChromeではつかえません。実行するとエラーが発生し「Chrome を使用したファイルのダウンロードはサポートされていません。オートメーション ブラウザーの使用を検討してください」と言われてしまいます。 そうなんだ、では、とEdgeやIE(Internet Explorer)を指定しても同様です。オートメーションブラウザーってなんなのと思ったら、IEの起動モードの一つでした。 それではと、オートメーションブラウザーを使ってみるとオートメーション用にすべてを削ぎ落した画面が表示され、これでは動かないサイトがありました。 また、IEのサポート終了が来年2022年6月に迫っているというのもひっかかります。 ダウンロードフォルダーを空にする ではどうするかと検索してみると、次のページではダウンロードする前にダウンロードフォルダーをクリアするという荒業を使っている方がいます。 Power Automate Desktop:ファイル名がわからないファイルをコピーする方法 いやこれ、私なんかはダウンロードフォルダーをデスクトップに設定しているので絶対に使えない方法です。 ブラウザのダウンロードフォルダーを一時的に作ったフォルダーに変更して元に戻すなんて言う方法も考えられますが、処理途中でエラーが発生するとそのま

世界と日本のコロナ比較10-07

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10月になったので世界と日本のコロナ比較をしてみました(グラフは10/17に取得)。画像はタップすると拡大できます。 グラフは次のサイトからの引用です。 Coronavirus World Map: Tracking the Global Outbreak New York Times 日本国内の新型コロナウイルス (COVID-19) 感染状況追跡 covid19japan まずは世界と日本のコロナグラフを重ね合わせてみました。日本のグラフが世界のグラフを越えないように調整しています。 やっぱりピッタリ日本の流行と世界の流行はシンクロしています。 いわゆる第4波の時期で日本と世界が接するように調整してみました。 まあ、どう見ても日本と世界はシンクロしていると思います。今回のいわゆる第5波はオリンピックによる海外流入にもたらされた特殊な流行だろうと思っています。 先日世界の中でも特にアメリカと日本がシンクロしていることに気が付きました。 わかりにくいので日本とアメリカのグラフが重ならないようにしてみました。 アメリカが多いから世界のグラフと似たようなものになるのだろうと思われるかもしれませんが、ヨーロッパやアジアのグラフはアメリカとは異なっています。次のグラフはオリジナルのグラフです。 日本の場合は、律義にピークが揃っています。 私の考えをもう一度書いてみます。 日本は免疫力が高い コロナが中国や韓国でブレイクする中、ついに日本に上陸して北海道で流行した際には、ああ、これはだめだ、終わった、と思いました。 ところが、北海道の流行は時間がたつと終息してしまいました。そこで、あれっ?と思いました。コロナってそんなに感染力は高くないんじゃなくて?、と。 その後欧米がひどいことになるのを見て、なんで日本はこんなに流行が少ないんだろうと思いました。 当時納得したのはBCG説で、基本的に欧米では打っていないBCGを打っているため免疫力が高いというものです。BCGは結核菌のワクチンですがWikiによれば黄熱病ウィルスにもある程度の効果があるという事です。人の免疫力を強化させる効果があるのではと言われています。 また、そもそもBCGを打つのは結核が多いからで、つまりそういう地域は肺が弱い人はとっくに淘汰されていて比較的強い人が生き残っているのではないかとも思っています。新型コロ

BMW 318i Touringの自動運転レベル2に衝撃

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BMW 318i Touringを借りてキャンプに行ってきました。この車の自動運転支援のレベルに驚きを禁じえませんでした。 ニッポンレンタカーから、水曜日 19:00借りだしで月曜日 19:00返却の丸5日間で利用料金は102,080円。絶対額としては高いけれど、ステップワゴンを借りるより一万円位高いだけでした。 他車との比較 車検証を見ると型式は3BA-6K20と記載されています。 令和3年6月の登録で今年のモデルのようです。 全長: 4715 全幅: 1825 全高: 1470mm ホイールベース 2850mm プリウスの場合は次の通りなので318iに比べて少し小さい感じがあります。 全長: 4575 全幅: 1760 全高: 1470 ホイールベース: 2700 新型アウトバックは次の通りで318iよりさらに大きいです。幅が5cm増しというのは取り扱いが厄介です。 全長: 4870 全幅: 1875 全高: 1675 ホイールベース: 2745 ステップワゴンe:HEV SPADA G・EX Honda SENSINGは全長は少し長いけれど全幅はプリウスよりもさらに狭く、狭い道では取り扱いやすい事がわかりました。 全長: 4760 全幅: 1695 全高: 1840 ホイールベース: 2890 ここのところステップワゴンを借りることが多くて狭い道は問題ないけれど旋回がしずらいと思っていたのは、全長やホイールベースを見ると納得です。 今回借りた318iは旋回は違和感がなかったものの、幅が広くて都内での走りづらさを感じました。 充実した装備 乗ってみて充実した装備に驚きました。これまで乗った車で最も多くの機能を搭載していました。 ウィンカーで車線変更 高性能なACC(追従クルーズコントロール) 大画面と詳細情報 リアシートのオートエアコン オートライト、オートハイビーム 雨滴検知ワイパー きめ細かいシフトのブレーキ ナビの音声入力 Qi対応の充電機能 複数のUSB-Cポート 電動シート 電動スイッチで後席シートが倒せる 防眩機能付きミラー 一番感動したのはウィンカーを出すと自動で車線変更をしてくれる機能(軽く動かす。完全に倒すと動作しない)。ここまで来たかという感じがありました。 まあ、以前アメリカで乗ったGMCには隣車線の車をドアミラーのランプで警告する機能

200万円の高級時計の原価は2万円

200万の時計の原価は2万円 Googleに流れてくるニュースのヘッドラインを見ていたら200万円の時計のコストは2万円と書かれていたので思わず読んでみました。 200万円の高級ブランド時計でも「原価は2万円」という事実 これによると200万円とかする高級時計でもエンジン部の原価は4千円程度で、宝石などが埋め込まれているわけではないただの時計の場合には全体でも原価は2万円程度だという事です。 時計に200万円なんてありえんと思っていただけにやっぱり高級時計を買わなくてよかったと思いました。(出してもせいぜい10万円位ですが) 上記記事では、逆にいいエンジンを使って中間マージンやマーケティング費用を抑えて個性的な時計を作って売っている話も載っています。 SPQR(スポール)ウォッチ公式ページ バカバカしいブランド品 以前次の本を読んだことがあります。 マツダがBMWを超える日 クールジャパンからプレミアムジャパン・ブランド戦略へ (講談社+α新書)  マツダがBMWを超えるというタイトルは置いておいたとして、本の中身はマーケティングの教科書のようなもので、トヨタなどの一般的な車よりもBMWみたいな高級車の方がいかに儲かるかといったことが書かれていました。 その中の一つにフォルクスワーゲンで高級車を作ったらさっぱり売れず、同じ車なんだけどポルシェブランドにしたら(アルファードとヴェルファイアのような兄弟車の関係)バカ売れしたという話が載っていたと記憶しています。確か価格もワーゲンよりポルシェの方がはるかに高かったと思います。 それを読んでブランド品を買うのが馬鹿らしくなりました。それだけに今回高級時計の原価は1%という話を読んでますます馬鹿らしくなりました。 2022/5/21 追記 次の話を読むと高級時計というのはもはや情弱御用達のアイテムではないかとさえ思います。 浪費癖をこじらせた男の話  メメント・モリ 私はコスパ原理主義 私自身Snow PeakやApple製品等を購入しているけれど、これはブランド品だから買っているわけではなくコスパが良いものを購入した結果です。なのでコスパが良ければコールマンの製品でも購入していますし、スマホについては以前はAndroidを使っていました。 ちなみにAndroidはサポート期間、つまりセキュリティが確保される期間が短いという