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普段撮りならiPhone 15 Pro Maxより 15 Pro か?

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iPhone 15 Pro Maxのセンサーサイズについて検索していたところ、次の記事が目に入りました。 iPhone 15 Pro vs iPhone 15 Pro Max: Which camera is better? 発売前から、iPhone 15 Pro Maxの望遠カメラは5倍(120mm)なので、普段使いなら望遠3倍(77mm)の15 Proの方が良いのでは、という意見がネットにありました。 上の記事では、確かに3倍では 15 Pro Maxはぼやけて見えます。 上記記事の写真にリンク 5倍の比較では15 Pro の方がぼやけて見えますが、3倍の時ほどの差はなく感じます。 上記記事の写真にリンク 15倍のズームでも15 Pro Maxの方が良く見えます。 上記記事の写真にリンク 上記記事では、焦点ごとの画素数のグラフが掲載されていて、5倍より下の倍率はメインカメラの画像を拡大していくので画質が悪いという意味の事が書かれています。 実際にiPhone 15 Pro Maxで、4.9倍と5倍の写真を撮り、拡大してみました。 iPhone 15 Pro Max 4.9倍 iPhone 15 Pro Max 5倍 4.9倍はディテールが失われてしまい、歴然と画質が落ちることがわかります。 もっともiPhoneの画面で元の写真のサイズで見る分には、そう思って見れば違いが判りますが、それほど歴然とわかるわけではありません。というか、普通の方は気が付かないレベルではないかと思います。 ちなみに、iPhone 12 Pro Max 2.5倍で撮影し、拡大したものが次です。あとから撮影したので、光の具合などの条件は違います。 iPhone 12 Pro Max 2.5倍 4.9倍の画質が悪いとはいえ、iPhone 12 Pro Maxで撮るのとそう変わらないレベルだと思います。 記事の最後では、iPhone 16 Pro Max もしくは Ultraでは、望遠カメラを二つ搭載したクワッドカメラを搭載して欲しいと書かれています。確かに。

高級コンパクトデジカメは終わりかもしれない

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iPhone 15 Pro Max を発注しました。 iPhone 12 Pro Max を買ってから、デジカメは使っていなくて、写真はすべてiPhoneで撮っています。 キャンプ写真や旅行写真を撮っていて、不満があるのは望遠だけで、それ以外は問題なく撮れています。以下の写真は先日の休暇で撮影したものです。 Victoria Falls, Zimbabwe Victoria Falls, Zimbabwe Victoria Falls, Zambia上空から Chobe N.P., Botswana 以前、ネットの記事でスマートフォンのカメラセンサーのサイズを見た時は、あまりの小ささからこれはデジカメと画質で張り合うのは無理だろうと思いました。 しかし、iPhoneはありあまるCPUパワーを使って画像を処理するComputational photographyを使用するようになり、劇的に実用的になりました。 第889回:コンピュテーショナルフォトグラフィーとは さらには、センサーサイズも年々大型化してきて、現在では高級コンパクトデジカメに肉薄するまでになっています。 画像(イメージ)センサー・(CCD・CMOS)の大きさ比較 私の使っていたCanon G7 MarkIIのセンサーは1インチですが、iPhone 14 Pro Max は 1/1.28 インチ = 0.78インチまで大きくなっています。 (追記 メインカメラのセンサーサイズで、超広角や望遠は小さいです) ここまでくると、G7 がズームレンズ(基本的に画質面で不利)なのに対して、iPhoneは固定焦点なので(超広角、メイン、望遠それぞれに単一焦点レンズとセンサーがある)、むしろiPhoneの方が有利なのではとさえ思ってしまいます。(レンズ口径は別物ですが) SONYはスマホが一眼の画質を超えるとまで言っています。 スマホの画質は2024年に一眼カメラ超え、ソニーGが見通し示す 一眼を超えるというのは怪しげな気もしますが、少なくとも高級コンパクトデジカメというものはもういらなくなると思います。 iPhone 15 Pro Maxの焦点距離は 13mm - 120mm 相当なので、ズーム倍率は 9.2倍にもなります。ホテルの部屋や機内、社内の撮影時に超広角は重宝します。望遠の120mmは、一時期購入を検討して

iPhone 12 Pro Maxを iPhone 15 Pro Maxに買い替え

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というわけで、iPhone 12 Pro Max を親に譲って、自分たちはiPhone 15 Pro Max に買い替えることにしました。待望の 15 Pro Max です。 妻は発売日、私は 10/3 という屈辱 昨晩、9/15 21:00 に意気揚々と発注に挑みました。Windows 11のEdgeからです。 しかし、事前作成した注文が入ったバッグがいっこうに開けません。iPhoneのストアアプリを開いても「まもなくです」というメッセージがひたすら表示されるだけです。iPadも起動してみましたが同様。 結局買えたのは、21:11だったようで、配送日は、10/3 - 10/11。非常に残念でした。 妻は9:01に購入でき、発売日の9/22に到着予定です。僕は悔しい男です。 事前予約を作っておいたので、これで当日はサクッと発売日分をゲット、とか考えていたけれど甘かった。そして、買うことができたのはiPhoneのストアアプリからではなくWindows 11から。妻もMacBook Air のWeb(Chrome)から買ってました。 なお、 15 Pro Max のブルー 512GB モデルは、私が購入した後でも 9/23 に店頭で受け取り可能でした。次回は店頭受け取りも考えようと思います。 iPhone 12 Pro Maxの不満点 望遠 iPhone 12 Pro Max を使っていて、不満だった点はいくつかあります。まずは望遠。 次の写真はアフリカのザンベジ川のクルーズで撮った白サイです。かろうじてサイとわかる程度です。これは12倍まで拡大していたかもしれません。 iPhone 15 Pro Max は光学5倍なので、もっときれいに撮れることでしょう。 Lighting いちいちケーブルのコネクターを見ないと挿せないのが面倒で時間も無駄でした。旅行の際にもっていくケーブルも増えるし。USB-Cになればケーブルやコネクタを選別する必要が無くなります。 夜間性能 iPhone 12 Pro Maxでは、星空も全然だめでした。Galaxyなんかは結構撮れるみたいなので残念でした。これも15 Pro Max できれいに撮れることを期待しています。 eSIMがデュアルじゃない 12 Pro Max は、物理SIMとeSIMのデュアルはできますが、eSIM二つのデュアルはでき

THE NORTH FACEのシャトルダッフルは買ってよかった

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 THE NORTH FACEのシャトルダッフルを購入しました 海外旅行用にTHE NORTH FACEのシャトルダッフルを購入 今回、早速ジンバブエに行く旅行に使ってみたところなかなか良かったです。 スーツケースのハンドルに通せるスリット ずっと欲しかったスリットがやっぱり便利でした。専用のスリットに通せるためスーツケースとしっかり一体化してくれて、もちろんずり落ちるようなことはありませんでした。これでノートPC等の運搬も安心。 ただ、バッグの中身によっては、ハンドルにぶつかってちょっと通しにくい時もあったので、ここに何か板でも入っていてくれるとさらに使いやすかったと思います。まあ、これは使いこなしで何とかなるでしょうし、今回は双眼鏡を入れていて引っ掛かりやすかったのもあると思います。 ITデバイスを入れるスペースが大きい ノートPC等を入れるスペースも広いので、モバイルバッテリーや液体等、空港のセキュリティで取り出す必要があるものも一括してそこに入れておくと、あちこちから出したりしまったりしなくてもすみ、楽でした。 今回はトランジットとトランスファーにより、成田、仁川、アディスアベバと三回もセキュリティ検査があったので助かりました。 このITデバイス用スペースは止水ファスナーが使われているのも安心です。 右のポケットがPC用、左の二つはiPad Airが楽に入ります。 収納力があり軽量 41Lとそれなりの容量がある上に、約1.2kgと軽量なのが良いです。今回利用したエチオピア航空は、7kg制限だったので、軽量なのは助かりました。 次のページを見ると、40L級は3kg前後が普通で、2kg級となると容量も小さくなるようです。 機内持ち込みできるスーツケースとは?|おすすめ16選【サイズ早見表付き】 3kgだと残り4kgです。PCが1kg、iPad Airもキーボード付きだと830g、とか入れていくと、あっという間に7kgオーバーです。 かつげる 7kgや10kgとなると、手だけで持つのは重いし、過去の経験上ショルダーにしてもそれなりに苦行でした。 シャトルダッフルはかつぐこともできるので、空港で長距離歩くときなどは非常に便利です。沖止め時のタラップ等も問題なし。前にかつげばセキュリティ上も安全なので安心して買い物もできます。 クッション性 クッション性も良かった。仕

海外旅行用にTHE NORTH FACEのシャトルダッフルを購入

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海外旅行用に、かねてから検討していたTHE NORTH FACEのシャトルダッフルを購入しました。 Amazon直販で、28,394円。 コロナ前に、成田空港のTHE NORTH FACEショップで見てずっと気になっていました。 店頭で見ると詰め物が入っているせいもあって厚い感じがしましたが、実際に届いてみると案外薄くて軽く感じました。 内蔵可能なショルダーハーネスがついているため、背負う事も可能です。これは荷物が重い時には大事なポイントです。 また、良く見えませんが、スーツケースのハンドルに通すためのスリットもついています。これも重要で、これまで普通のボストンバッグを使ってきて、スーツケースの上に乗せて運びましたが、安定が悪くて落としたこともあります。専用のスリットがあれば、こういう問題から解放されます。 開き方はクラムシェル(二枚貝)タイプで、真ん中から二つに開くタイプです。この方式は良し悪しで、見やすく詰めやすい反面、梱包時に場所を取るという問題があります。 大型スーツケースの場合狭い部屋では大きな問題になりかねませんが(実際、部屋の中では広げることができなかったこともあります)、小型の場合にはこれでも問題ないでしょう。 メインの収納部分には片側ずつメッシュの蓋がついています。以前使った事があるリモワのスーツケースがこのタイプでした。これもまた良し悪しで、ごちゃごちゃにならない反面出し入れが面倒という面があります。 今回操作してみたところ、リモワはスーツケースがハードだったので開け閉めも問題なかったと思いますが、これはソフトのため何も入れない状態では、開け閉めがしづらく感じました。これから荷物を入れれば膨らんで使いやすくなるかもしれませんが。 このバッグを選んだ理由のもう一つは、ITデバイス用のクッションポケットがついている事です。これもまた重要で、ただのボストンバッグだとクッション性は皆無なので、落としたりぶつけたりするとそのまま機材にダメージが加わります。クッションがついていれば緩和されます。今まで荷物の運搬や上げ下ろしに非常に気を使っていましたが、少しは気が楽になります。 実際の使い勝手は、またレポートします。 2023-09-09 公開しました。 THE NORTH FACEのシャトルダッフルは買ってよかった 仕様 商品型番: NM82332 定価: 

通勤用にマンハッタンパッセージのブリーフケース7011を購入

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 マンハッタンパッセージの #3211 スリム ウェルオーガナイズド ブリーフケースPlus2 を長らく使ってきました MANHATTAN PASSAGE  #3211 "Slim, Well-Orginized" Brief case, Plus2 しかし、いい加減ヘタって来たので、買い替えることにしました。 3211は既に製造終了で、後継と思われる、#7011 スリム ウェルオーガナイズド ブリーフケースをAmazonのマンハッタンパッセージ直営店で購入してみました。 税込み16,500円 https://www.manhattanpassage.com/SHOP/7011.html 基本的な構造は変わっていないように見えますが、重量はなぜか100g増えています。 並べてみると、3211は予想以上にへたっていて別物でした。また、布の表面仕上げも違っていて、3211が滑らかな表面なのに対して、7011は織が粗い仕上げでした。3211は汗をかいたときなどに、ペタ付く感じがあったので、これは良い変更かもしれません。 上が#7011。こうしてみると古いのはくったくたです。 左が#7011 写真には撮っていませんが、バッグの内装は、3211が鮮やかな青に対して、7011は落ち着いた赤というかオレンジで、これも仕事で使うにはよいと思います。 ファスナーの引手がこれまでより大きくなったのも使いやすくて良いと思います。

THE NORTH FACEのカーゴパンツを購入

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長年使ってきたマムートのパンツ2本がいい加減ダメになってきたので、THE NORTH FACEのパンツを購入しました。 マムートのパンツは過去の写真を見ると2015年には履いていたようなので、少なくとも8年は履いた事になります。パンツも本望でしょう。 クラスファイブフィールドパンツ Class V Field Pant https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NB42230 キャンプなどアウトドアシーンで活用できるソフトシェルカーゴパンツ。両サイドにハンマーなども収納できる大容量のカーゴポケットを備えるほか、合計7つのポケットで高い収納力が特徴です。コーデュラストレッチナイロンの生地は耐久性に優れるうえ、ダイナミックな脚の動きにもスムーズに追従します。脚がすっきりと見えるテーパードシルエット。ウエストはサイズ調整が容易なウェビングベルト仕様。高い機能性を持ちながら、普段着としてもコーディネートがしやすい1着です。 という事です。製品ページより引用。 商品型番 NB42230 ¥17,600(税込) Fabric Cordura Stretch Nylon(ナイロン90%、ポリウレタン10%) Function ウエストウェビングベルト仕様 Weight 約500g(Lサイズ) Color ニュートープ、ブラック 昨日休日出勤する際にはいてみたところ、いい感じでした。 ポリウレタンが入っているためストレッチ性があり、ストレスを感じにくいです。縦方向は良く伸びるけれど横方向は、それほどは伸びません。実用上はそれでよいと思います。 ポケットが多いのが魅力で、大型サイドポケットの外側にさらにファスナーや面ファスナーのついたポケットがついています。紛失防止や海外でのスリ対策に有効です。 私は身長176cmで、Mサイズでした。昔よりサイズがアップしているように思えます。ただ、ウェストで合わせると丈が短く、くるぶしが隠れるくらいなので、シューズを選びそうです。まあ、今どき短い丈のパンツをはく人も多いし、キャンプや山では裾が濡れやすいので、これはこれでありかもしれません。(モデルがはいているのを見ると、しっかり隠れていますが…) ジップオフカーゴパンツ Zip-Off Cargo Pant https://www.goldwin.

Ankerで充電機器を一新

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旅行と、きたるiPhone15(USB-C)に備えて、充電機器を一新しました。 合体させると、全部で4つのUSB-Cポートと、2つのタイプAポートが使えます。 ケーブルの先にはMagSafeとパススルーに対応するワイヤレスバッテリーをつけて使う予定です。 Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W) まずはバッテリー付き充電器というのか充電器付きバッテリーのAnker 733 Power Bank。 10,000mAhとそれなりの容量があり、充電器と一体化しているのでコンパクトでケーブルいらず。ただし、320gで重量感もそれなりにあります。 パススルー充電対応。 ACプラグは折りたためます 税込み14,990円 容量: 10000mAh サイズ: 約111 x 63 x 31mm (※プラグ部を除く) 重さ: 約320g 入力 AC入力 :  100V - 240V ~ 50 / 60Hz / 1.63A USB-C1入力 : 5V = 3A / 9V = 2A / 12V = 1.5A 出力:  充電器として使用時 USB-C1 : 5V = 3A / 9V = 3A / 12V = 1.5A / 15V = 3A / 20V = 3.25A (最大65W) USB-C2 : 5V = 3A / 9V = 3A / 15V = 3A / 20V = 3.25A (最大65W) USB-A出力 : 5V = 3A / 9V = 2A / 10V = 2.25A / 12V = 1.5A (最大22.5W) 合計最大出力: 65W モバイルバッテリーとして使用時 USB-C1 / C2 :  5V = 3A / 9V = 3A / 12V = 1.5A / 15V = 2A / 20V = 1.5A (最大30W) USB-A出力 :  5V = 3A / 9V = 2A / 10V = 2.25A / 12V = 1.5A (最大22.5W) 合計最大出力 :  30W (USB-C単ポート使用時) / 15W (複数ポート使用時) 製品型番: A1651111 (ブラック) / A1651N21 (ホワイト) / A1651NB1 (ゴールド) Anker 615 USB Power Strip (GaNPrime 6

手持ちの双眼鏡はニコンSE CFとビクセン ATREK

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手持ちの双眼鏡記録と、次に買い替える双眼鏡の検討。 左がビクセン 、右がニコン Nikon 8x32SE CF イエローストーン国立公園に行くために購入したものです。 倍率8倍、明るさ16ということでかなり明るく、画像が鮮明です。 ポロプリズムのため立体感が強い。 追記:  と書いたけれど、ポロプリズムだと光学回路がシンプルなので光の損失が少ないらしい。また、ニコンの方が価格が高いのでコーティングも優れていると思われます。コーティングがすぐれているとやはり光の損失が少ないので明るく鮮明に見えやすいようです。 立体感が強いのはポロプリズムだからというよりは、対物レンズの間隔が広いためでしょう。もっとも、ポロの鮮明さが立体感を強調する面はあるかもしれません。 倍率(倍) : 8 対物レンズ 有効径(mm) : 32 実視界(゜) : 7.5 見掛視界(゜) : 55.3 1000mにおける視界(m) : 131 ひとみ径(mm) : 4 明るさ : 16 アイレリーフ(mm) : 17.4 最短合焦距離(m) : 3 質量(重さ)(g) : 630 高さ (mm) : 116 幅(mm) : 183 眼幅調整範囲(mm) : 53~73 購入金額は、ヨドバシカメラで58,800円。5,880ポイントバック。 VIXEN ATREK 8x32 これでアトレックと読むらしい。 8x32で明るさ 16 とこのスペックだけ見るとニコンと同等です。しかし、実際の見え方はずいぶん異なり、ニコンの方がずっと鮮明です。(追記: ニコンを見てしまうと、ビクセンをあまり見る気にならないほどです) メリットは軽くて小さく防水という点です。 倍率:8倍 対物レンズ有効径: 32㎜ プリズム材質: BaK4 実視界: 6.5° 見掛視界: 52.0° 1000m先視界: 114m ひとみ径: 4.0㎜ 明るさ: 16 アイレリーフ: 18.0㎜ 至近距離: 約1.0m サイズ: 高さ11.0×幅11.8×厚さ4.1cm 重さ: 390g 2011-06-13 ヨドバシカメラで購入 スペックの見方 【2023年最新】双眼鏡のおすすめ18選と選び方ポイント 次の双眼鏡 夏季休暇で、姪もつれてアフリカに行くことにしているけれど、姪がしょぼい双眼鏡しかもっていないようなので、うちに新しい双眼鏡を買って、

突然リモートデスクトップ接続ができなくなる

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朝から突然リモートデスクトップ接続ができなくなったと、テレワークユーザーから連絡がありました。前の日までは問題なく接続できていたという事です。 メッセージは次の通りで、「接続できません。現在、いずれかのサービスに接続できないようです。後でもう一度試すか、問題が解決しない場合はヘルプデスクにお問い合わせください。HTTP 404 login.microsoft.com」と表示されていました。 怪しげなWindows Updateの削除など、色々試したけれど、解消しません。 HTTP 404 と login.microsoft.com というのが気になり、これって、認証でMicrosoftのサーバーに接続できていないってことでは? と思いました。そこで、試しに、ブラウザを起動して、一般的なWebサイトにアクセスすると、エラーが出ます。 VPNがオフの状態では問題ないけれど、オンにすると接続できなくなります。実はこの現象は、以前から一部のユーザーで発生していましたが、調べるのが面倒でそのままにしていました。 ローカルゲートウェイをデフォルトゲートウェイにして解消 そこで、以前、目星をつけておいた、VPNアダプターの「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う」のチェックを外したところ、見事解消しました。 デフォルトでは「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う」にチェックが入っていて、デフォルトゲートウェイは下の図の「会社ルーター」になります。 クリックすると拡大されます その結果全てのパケットはVPN経由となり暗号化され、緑の実線ルートで会社ルーターに送られます。その後、192.168.10.X宛てのパケットは社内に送信され、そうでないパケットはインターネットに送られるようです。安全な通信です。 リモートのゲートウェイを使わず、ルートを追加する場合 「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う」オフ 「クラスベースのルートの追加を無効にする」オフ の場合、デフォルトゲートウェイは自宅ルーターになり、VPN接続先のネットワークアドレス(192.168.10.X)宛てのパケットのみがVPN経由で会社ルーターに送られる事になるようです。 社内宛て(192.168.10.X)のパケットは暗号化されていて安全です。しかし、それ以外のパケットはオレンジのル