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プライオリティパス用にMUFGカードを再度契約

コロナ前はMUFGのプラチナカードを使っていましたが、コロナでは使い道がないので解約しました。 MUFGカード プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを解約 去年のアフリカ行きはビジネスクラス(特典航空券)だったため不要でしたが、今年は、アメリカとスペインにエコノミークラスで行くため、再度契約しました。 申し込んで3,4日で届きました。早ッ! 現地語のWebサイトしかないレストランの予約は、今となってはChatGPTなどがあるので、不要かもしれません。 今後はスーツケース宅配も積極的に利用してみようかと思っています。 頑張って元を取らないと。

COCCHi(コッチ)のアンケートがひどくて呆れた

カロッツェリアのパイオニアが出しているスマートフォン用カーナビアプリCOCCHi(コッチ)を試しています。 オートズームがついていて、二つ先の信号を右折です、とか、左側のレーンがおすすめです、というわかりやすい案内をしてくれるところに魅力を感じています。 昨日、パイオニアからアンケートメールが来たので協力しようかと答え始めたところ、男女の性別に始まり、職業の種類や正規職員かどうかや、あげくに年収まで回答させようとするので、そこで呆れて落ちました。 そんな情報集めて何するんだって話です。 「サービス品質の向上とインタビューへのご協力を目的としたアンケートを実施いたします」って書いてあるけど、それにそんな個人情報が必要なのか!? (インタビュー相手をそういう属性で選別しようと思っているのかもしれないけれど、それ自体もゲスい) 今どき個人情報の扱いはリスキーだから、私だったらそんな情報集めたいと思わないです。 そんな情報収集に相手の時間を使わせんなよとも思います。時間はタダじゃないんだから。 ほんと朝から気分が悪くなるアンケートでした。詐欺メールかと思う位です。 こんなアンケートをするような会社のアプリなんて位置情報をどう使われているのか怪しいから使うのやめようかと思ったくらいです。 たぶん、無能なマーケティングが何にも考えずに取れる情報を取れるだけ取ろうと設定してんじゃないかと思いますが。

SONYのゲーミングヘッドセット INZONE H9を購入

PlayStation 5 の音声出力にAirPods Proを使おうとして、CREATIVEのBluetoothアダプター BT-W5を買ってみたけれど、よくありませんでした。 PlayStation 5 用に BT-W5 を使ってAirPods Pro を接続 そこで、仕方なく、INZONE H9 を購入することにしました。そして、今朝Amazonのプライムセールで丁度運よくH9が20%オフで税込み29,000円になっているのを見つけました! 速攻で発注したところ、早速今晩届いたので、早速接続してプレイしてみました。 その結果は、大満足でした。 まずヘッドセットが充電しやすい。 PULSE 3Dは、普通のヘッドホンの形状で、USB-Cのコネクターを挿す際に若干挿しにくいと思っていました。H9は、耳にあたる部分が90度回転するため置きやすく、コネクターも挿しやすく感じました。 イヤーパッドがイイ H9のイヤーパッドは大きくて耳がすっぽりと包まれる感じで、付け心地が良く、プレイしていても負担にならないと感じました。 PULSE 3Dを付け直してみると、窮屈とまではいわないけれど、H9の方がゆとりがあって耳に干渉しないように感じました。 音がイイ プレイを始めてみると、音が自然で、明瞭に聞こえつつ広がりも感じて、例えるなら、安い車と高級車のような違いを感じました。これを一回聞いてしまうと、PULSE 3Dには戻れない気がします。 AirPods Proも最初聞いたときはいい音だと思ったし、iPhone 15 Pro Max と一緒に使うとかなりいいのですが、ヘッドホンとしてもH9の方が良いのでは? と思う位でした。 いずれ、AirPods ProとH9で音楽を聴き比べてみようと思います。 右と左が見分けやすい マイクが左側についているので一目で右と左がわかります。 今回H9を使ってみて、あまりに物が良いので、こんなことなら素直にH9を買っておけばよかったと思いました。 私はそんなに音楽を聴くわけでもないので、H9で音楽を聴くというのもありだったかもしれません。 プレイを終えてから、これを書いていますが、またプレイしたくなるくらいです。 というわけで、ファーストインプレッションでした。

PlayStation 5 用に BT-W5 を使ってAirPods Pro を接続

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PULSE 3D にはノイズキャンセリングがない しばらく前から、途中で放置していた Horizon Forbidden West を再開しました。プレイしていると、どうもエアコンのファンの音が気になります。場合によっては食洗器の音も。 使っているのは純正のPULSE 3D ワイヤレスヘッドセットです。これってノイズキャンセリングついてないんだっけ? と思いながら、 製品ページ を見ると、マイクにはノイズキャンセリング機能がついているらしいけれど、肝心のヘッドホン部分にはないらしい。 調べてみると、ノイズキャンセリングが付くのは3万円台のヘッドセットで、1万円台のPULSE 3Dにはついているはずもありませんでした。 INZONE H9 か BT-W5か ノイズキャンセリングのヘッドホンを購入するとなると選択肢は大きく二つあります。 まずはSONYのゲーム用ヘッドセットINZONE H9。 INZONE H9 | ゲーミングギア INZONE(インゾーン) | ソニー (sony.jp) お値段は 31,900 円(税込)と、いい値段がしていますが、ほぼ純正なので、PS5への対応もばっちりです。 INZONE H9 特長 : Perfect for PlayStation(R)5 後は、手持ちのAirPods ProをPS5に接続する方法。ただし、Bluetoothによる接続はどうしても遅延の問題があるらしい。 PS5のBluetoothはオーディオ対応していないらしく、イヤホン等を接続するには別途Bluetoothのアダプターが必要なようです。メーカーとしては、PCでゲームをしていたころにサウンドカードを使っていたCREATIVEが良さそうな気がしました。 Creative BT-W5 - アダプター & アクセサリー - Creative Technology (日本) 価格は6,800円(税込)と、H9を購入するのに比べれが格安です。 というわけで、とりあえずBT-W5を買ってみて、ダメなら H9 を買うことにしました。 BT-W5が届くがAirPods Proが壊れていた BT-W5を買おうとしたけれど、2024-07現時点では、なんと直販しかしていないようです。仕方なく、送料を払ってCREATIVEからお取り寄せしました。 商品が届いたので、とりあ

2024-06-22 安達太良山登山とフォレストパークあだたらキャンプ

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 2024-06-22の土曜日に、安達太良山に登り、そのままフォレストパークあだたらでキャンプをしてきました。 キャンプのついでの登山なので、行き帰りともロープウェイを利用。 指が映ってしまった 1,728mの低い山なのに森林限界を超えています。 安達太良山の山頂が見えてきました。 もうすぐ山頂 山頂から火口方面 山頂からしばらく歩くと火口が見えます。硫黄のにおいが漂ってきます。前回来た時風が強かったけれど、今回も風が強いです。 引いてもう一枚。 山頂に向かって引き返します。 山頂手前から町の方向を 山頂手前 フォレストパークあだたらのキャラバンサイトB 雨の予報でしたが晴れて良かった。 郡山のうすい百貨店に入っているタカショウで購入した北海道から空輸されたアサリ。でかいくてウマイ! 同じくうすい百貨店に入っている、たぶん肉処えんやで買った川俣シャモの胸肉。これもうまい! 福島にキャンプに行くときはいつもうすい百貨店で食材を購入しています。 サクランボは、うすい百貨店に出店していた山形のお店で買ったもので、甘くてとても美味しい。今年はサクランボが不作だったということなのでラッキーでした。 会津若松の郷土料理のお店、 鶴我 、で食事。肉厚の馬刺しがうまい! 次は郷土料理のコースにしてみよう。 日曜日はあいにく雨だったので、鶴ヶ城(会津若松城)を見物。刀剣の豆知識や、戊辰戦争の史実が勉強になりました。 傾奇者にしか見えない兜。セルかバルタン星人をほうふつとさせます。 天守閣から 隣の人の指が入ってるし 月曜日の朝食。うすい百貨店で買ったズッキーニがうまい! 撤収後。 今回の車は新型ノアで、追従クルーズコントロールもついていて快適でした。ハンドル支援の力がレヴォーグのように強くなく、無意識に力が加わるせいか、車線中央から外れ気味でした。それ以外は問題ない車でした。荷室もでかいし、ワイヤレスのApple CarPlayもついているし。 今回フォレストパークあだたらを訪れてみて、あらためて良さを確認しました。 設備は相変わらず整っているし(きれいでお湯が出る)、木が多くて、隣や向かいのサイトとの間に距離があってプライベート感も高いし、このシーズンだと緑が濃くてきれいだし。 今回は元々土日月と三日間雨の予報だったので、ガラガラでなおさら良かったです。実際には、土曜日は御覧のよう

血糖値が上がったので生活改善

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5月の健康診断で、血糖値が上限を超えてしまったため、絶賛生活改善中です。 ついに20%を切る グラフは6/17時点 今回の健康診断で、血糖値が117mg/dLでした。正常範囲は 70 - 109 です。前々回、前回は104, 98 だったので、元々高めでした。 今にして思うと、一時期こむら返りが起きやすかったのはこれが原因かもしれません。 10年くらい前に同僚が糖尿病で亡くなっているので他人事ではありません。 というわけで、次のような対策をしています。 登山 健康診断を受ける前の5月のゴールデンウィークから再開していました。最初は定番の高尾山に登るところから始め、毎週登り、徐々に負荷を上げて行って、先週は奥多摩駅から大岳山に登りケーブルカーの御岳山駅まで歩き、週末は七ツ石山に登ってきました。 登山は、上りは脂質異常に効き、下りは血糖値の改善に効くようです。私はコレステロールも高いので一挙両得です。心肺能力も上がるので一石三鳥。 登山と身体の科学 筋トレ 健康診断とは関係なく、冬から腕立て伏せと片足スクワットを行っていました。最初は10回から始め、10回を2セット、途中から腹筋を追加して現在は15回/10回の2セットを実施中。 一か月に5回ずつ追加して、いずれは、20回2セットまで持っていきたいと思っています。 筋肉が増えることにより、筋肉中にぶとう糖を蓄えることができるようになり、緩衝地帯として機能するようです。 血糖値とは関係なく、登山の下りで膝が痛くならなくなったのはスクワットの効果かもしれません。また、腹筋を鍛えたためか、姿勢保持が容易になり歩くのも楽になりました。 そして、以前は少し冷えるとすぐに腹の調子が悪くなり、登山に腹巻が欠かせませんでしたが、腹筋が厚くなったためか冷えても調子が悪くならなくなっています。 体型の面でも、今までみぞおちがへこんでいましたが、筋肉が厚くなったせいか、内蔵の配置が変わったせいか、へこみが目立たなくなりました。おまけに腹筋が割れてきました。 腹筋を始めた時には、かなりきつくて、私は腹筋が弱かったんだと今更ながら気が付きました。 食事 お昼の外食をやめました。 外食にすると、ご飯を少なくって言っても私にとっては多いご飯が出てきます。また、フライやタイ料理、讃岐うどんを食べることが多く、カロリーや血糖値上昇の面でも問題がありました

VBA: 突然マクロが壊れて実行が中断する

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就業時間を計算するExcelファイルが動作しなくなったと連絡がありました。具体的には残業時間等のセルに時間ではなく #### のような表示がされてしまっています。 デバッグしてみたところ、ある所まで進むと、そこでエラーメッセージもなく突然実行が中断していました。 試しに、プログラムの動作に影響がないように、その部分のコードを変更したところ、とりあえずそこは進むようになりましたが、また今度は何の変哲もない、次のような別の場所で止まるようになってしまいました。 コード自体に問題があるわけではなく、モジュールが何らかの理由で壊れてしまっているようです。 そこで、その標準モジュールのコードをすべて削除して、正常に動いているファイルからコピペし直したところ、とりあえず正常に動作するようになりました。 今回、利用者はファイルの編集をスマートフォンのExcelで行ったかもしれないので、もしかしたら、その際に破損したのかもしれません。 数か月前に、社内でマクロが破損するというトラブルが数回発生しました。これについては、Excelのアップデートもしくは、Acrobat のアドインが原因だったのではないかと思っています。妻の職場でも同様に発生していたという事です。しばらくしたら、発生しなくなりました。 マクロがエラーもなく突然動作しなくなったら、コードを貼付し直してみるとよいかもしれません。他も破損している可能性があるので根本的な解決にはならないかもしれませんが、その場しのぎにはなります。

サーモスのポケットバッグ REX-023 を購入

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もらいもののショッピングバッグを使っていて、軽くてコンパクトなのは良かったのですが、お弁当を入れて歩いていると、お弁当が立てになってしまい使い勝手が良くありませんでした。 そこで、そこが平らなショッピングバッグが欲しくて購入したのがサーモスのポケットバッグREX-023。Amazonで899円と値段もお手頃。 【公式通販】ポケットバッグ REX-023 グレー(GY) | サーモスオンラインショップ (shopthermos.jp) 2回使ってみたところなかなかいい感じで使えています。お弁当の上に重いキムチとかを入れると転げ落ちたりはしますが、お弁当自体は水平を保ってくれました。 23Lあって、買い物には十分な容量です。サーモスですが保冷機能はありません。 畳み方が書いてあります。 畳んだ状態。比較的コンパクトに畳めます。ピンク入りの部分は伸縮性があります。ただ、若干はめるのが手間だと感じます。ホックの方が良かったと思うけれど、そうすると畳み方を気にする必要が出てきます。難しい。 畳む途中。パッケージ裏の3番目の状態です。 広げた状態。折じわがついているので畳みやすいです。 底面を広げた状態。お弁当も余裕で入りました。逆に余裕すぎると動きやすいかもしれませんが、未検証です。 というわけで、ダメもとで買ってみましたが、今のところいい感じです。 2024-07-27 追記 その後も便利に使っています。 期待した通り、平べったいお弁当がひっくり返ることはなくなりました! 価格も安いし、いい買い物でした。

荻窪の西郊ロッヂング

 ニュースを読んでいたら、次の記事が流れてきました。 荻窪に突如現れる「グンヂッロ郊西」の正体。焼夷弾が落下も戦後復興を支えた100年建築 | Business Insider Japan 写真に見覚えがあったので、読んでみると、やはり散歩で何度か前を通っている建物で、そのレトロぶりに驚いて興味を持っていました。レトロなだけあって文化庁の登録有形文化財に指定されているそうです。 私史上最も恐ろしかったホラー映画「リング」の撮影にも使われたという事です。真田広之の部屋でしょうか? あれを見た時も古風な部屋で印象に残っていました。 一回泊まってみたい。

UQに加えて IIJmio の eSIM を契約してデュアルSIM

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これまで iPhoneは auのサブブランドUQ、iPad は IIJmio の eSIMを使ってきました。 先日のゴールデンウィークから山を再開したので、iPhoneの回線に IIJmio のデータeSIMを加えることにしました。データ eSIMはドコモ網を使っているので、UQを補完できます。 ヤマレコの調子が悪い 登山の再開にあたってAppleWatchを使っていることもあるので、ヤマレコを本格的に使ってみることにしました。 ヤマレコを使うと、次のようにWatchに登山計画の標高グラフなどを表示することができます。 ところが、UQだけだと登山中に次のように表示されるときがありました(スクリーンショットは上の画像とは別の日です)。どうやら通信出来ないとこうなってしまうようで、これだと不便です。(追記:地図を正しくダウンロードしていないとこうなるのかもしれません) また、これとは別に、高尾山の奥にある小仏城山でさえも電波が入らない時がありました。 今後山行を続けることを考えると、山で電波が通じないのは死活問題です。 データeSIMを契約 そこで昨日の朝、山に行く前にIIJmioのサイトからサクッとデータeSIMを契約してみました。 既に、妻のiPhoneサブ回線や、iPadの回線を予約していたので難しいことはありませんでした。 一回線追加して、データシェアプランを有効化して、パケットを3回線で共有できるようにするだけでした。 3回線で共有するため、選んだプランは2GB(月額440円)にしました。 契約出来たら、早速iPhoneにインストールしてデュアルSIM状態にしました。 使ってみて 次の画像は自宅での電波状況です。UQがバリ4なのに対して、IIJmio(ドコモ)は2本しか立っていません。 次は奥多摩の高水三山で見た時の電波状況です。UQが1本しか立っていないのに、IIJmioは逆にフルです。 しっかり相互に補完できているようで何よりです。 iPhone 15 Pro Max を使っていて、一応電波状況が悪いときは自動的に回線が切り替わるようになっているようです。 これで、山だけでなく、以前ドコモで起こったような大規模な通信障害がauで発生しても安心です。来る関東大震災の備えにもなるかもしれません。

Wikipedia に寄付

今年もまたWikipediaから寄付のメールが届いたので、メールに書かれていた去年と同じ 1,560円を寄付しました。 寄付してから思ったけれど、去年 1,560 円だったのなら、今年は円安だからもっと寄付しないといけなかったのではないか? 次回覚えていたら、金額をアップしてみよう。 Wikipediaはさんざん使っているので、寄付くらいはしておこうと思いました。日本人は特に寄付が少ないらしいし。 ちなみに、私は寄付が基本的には好きではありません。寄付を扱う組織に無駄遣いされているような気がするためです。寄付したお金の大半が組織の維持に使われているようだと最悪です。その点、Wikipediaのように直接寄付できるところは、確実に正しく使ってもらえるので、寄付をする気になれます。

VBA の DoEventsに対する考察

 DoEventsとは 長年その意味が良くわからなかったのがDoEventsです。 DoEvents 関数 (Visual Basic for Applications) | Microsoft Learn MicrosoftのTimer関数のサンプルコードでは、ループの合間にDoEvents が実行されています。 Do While Timer < Start + PauseTime     DoEvents    ' Yield to other processes. Loop タイマー関数 (Visual Basic for Applications) | Microsoft Learn これ、何のために実行してるの? と思い、今回改めて調べてみました。とても参考になったのは次のページです。 読んで字の如くDoEvents #VBA - Qiita なるほど、DoEventsを実行すると、Excelに対して発生していたイベントをExcelに処理させることができるんですね。 ノンプリエンプティブなマルチタスクOS そこで疑問に思ったのは、上のコードに書かれていたYield to other processes.というコメントです。 他のプロセスにゆずる、と書かれているけど、他のプロセス(Edgeなど)は、そんなことしなくても処理を続行できるのでは?、と思いました。 そして思い出したのは、Windows 3.1など、いにしえのノンプリエンプティブなマルチタスクOSです。 Windows 3.1 系統(95, 98, Me等)のOSは、OSがExcel等のアプリにCPUの使用権を渡すと、アプリが使用権を自発的に返すまで待つという仕組みでした。これだとアプリが使用権を返さないと、他のアプリはもちろん、OSまで停止してしまいます。 実際、昔のWindowsだと、Windowsごとフリーズして、再起動するしかないという事がしばしば起きました。 それに対して、Windows NT系のOS(2000, XP, 7, 8, 10, 11)は、アプリ等の実行時間をOSが管理していて、アプリを強制的に停止して、他のアプリやOSを動かす仕組みです。これだとExcelがマクロを実行中でも、他のアプリ等も実行可能です。 ノンプリエンプティブOSにおけるDoEventsは、Ex

VBA でWaitやSleepを使う際の問題

VBAには、そのものずばりの Wait もしくは Sleep がありません。 Application.Wait Application.Wait は指定した「時間」の停止ではなく、指定した「時刻」まで処理を停止するというよく分からない仕様です。そして何より、Application.Waitは動作が安定していません。 試しに次のようなプロシージャーを実行してみます。 Sub uTest()     Dim uStart          uStart = Timer     uWait 1     Debug.Print Timer - uStart '経過時間を表示 End Sub Sub uWait(ByVal uSeconds)     Application.Wait (Now + uSeconds / 86400) End Sub 結果は次の通りで、全く安定しません。  0.921875   0.78125   0.90625   1   0.234375   0.4453125   0.8515625   0.03125   0.59375  私の使い方が悪いのかバグがあるのか。 Timer 関数 そこで、Timer関数を使って次のようなプロシージャーを書いて見ました。 参考にしたのは、次のページです。 タイマー関数 (Visual Basic for Applications) | Microsoft Learn Sub uWait(ByVal uSeconds As Single)     Dim uStart As Single     Dim uElapsed As Single          uStart = Timer          Do         uElapsed = Timer - uStart         If uElapsed < 0 Then '午前0時を超えた場合             uElapsed = uElapsed + 86400 '60 * 60 * 24 seconds         End If     Loop Until uElapsed > uSeconds End Sub 4回実行した結果は、次のとおり概ね正確です。  1.001953   1.001

Defender for Buisiness を試験導入

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法人版の365 Business Standard を使っているので、セキュリティもDefender for Business を使ってみようかと思いました。 とりあえず、365の管理画面から、試用版の無料ライセンスを入手し、ユーザーに割り当てます。 ライセンスを入手して管理画面が使えるようになるまで結構時間がかかります。 Windows PCをオンボード 次にDefenderの管理画面の「設定」「エンドポイント」「オンボーディング」から、オンボードパッケージをダウンロードし、そこからスクリプトを取り出して実行し、Windows 11 PCをオンボードしました。 オンボードしてから、PCの情報が取得できるまで結構時間がかかります。下手すると次の日じゃないと更新されないんじゃないかと思っています。 オンボードが完了してから、PCのデスクトップにEICARテストファイルを作成するときちんと検出されました。 デバイスのインベントリー デバイスのインベントリ画面を見ると、PCの露出レベルが「中」になっていたため、調べると、Visual Studio 等が古いままだったので、削除したり、更新したりしました。 Defender for Businessのいいところは、Microsoft製品以外の 7-zip や Acrobat、Chrome等のアプリの脆弱性も警告しくれるところです。 また、メールで実行可能ファイルを実行できてしまうなど、設定の甘いところも指摘してくれます。 Macのオンボード 問題だったのはMacの追加でした。 インストールパッケージとオンボードパッケージをダウンロードし、インストールしたのですが、フルディスクアクセスのところにMicrosoft Defenderが表示されませんでした。 その状態で、EICARテストファイルをダウンロードしたりスキャンして見たりしましたが、全然検出されませんでした。 どうやら、オンボードパッケージを実行する際に、インストールパッケージが必要だったようです。 インストールパッケージを再度ダウンロードして、オンボードパッケージを再度実行したところ、表示されるようになり、無事にフルディスクアクセスを許可することができました。 その結果、EICARテストファイルがきちんと検出されるようになりました。これで一安心です。 Manual d

Power Automate for Desktop: Edgeの制御がうまくいかない

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しばらく前のWindows Updateからだと思いますが、Power Automate for DesktopからEdgeの制御がうまくいかなくなりました。 具体的には、銀行サイトにアクセスする際の電子証明書の選択に失敗するとか、普段はうまくいくところで正しく動作しないとかです。 以前からEdgeを終了させないと調子が悪かった 以前から、Edgeを終了させずに、つまり画面を閉じずにPower Automate for Desktopのフローを実行するとうまく動作しないことがありました。おそらく前回実行時の情報が残っていてそれが悪さをするのでしょう そんなときは、Edgeを閉じてからフローを実行すればうまくいっていました。しかし、今回は、画面を閉じても動作が異常です。 Edgeは画面を閉じても裏で動いている Edgeは終了させても高速化のため、バックグラウンドでプロセスが動いています。つまり、画面上は消えているけれど、裏では待機中の状態です。そしてEdgeが呼び出されると画面を素早く表示しています。 これまでは、画面を閉じれば、裏のプロセスも一旦リセットされていたのだと思いますが、Windows Updateにより、完全に終了しなくなったのかもしれません。 その結果、プロセスに残っている情報が、Power Automate for Desktopの制御に悪影響を与えているのではないかと思います。 プロセスを強制終了 そこで、タスクマネージャーを使って、バックグラウンドで動いているEdgeのプロセスを終了させたところ、正常に動作することが確認できました。 そのため、次のように、フローの最初でEdgeのプロセスがあるかどうかを判定し、あれば、終了するというアクションを組み込みました。 この結果、それまでの異常な動作はなくなりました。完全にプロセスが終了することにより、プロセスに残っていた情報がクリアされるためでしょう。 しかし、この方法だと、プロセスを強制終了するため、Edgeが強制終了されたと言ってくることがあり、気分の良いものではありません。 本当は、Edgeに命令を送って正しく終了させることが望ましいのですが、方法が不明です。 Edgeの設定は効果なし Edgeの設定「システムとパフォーマンス」にある「スタートアップ ブースト」や「Microsoft Edge が

Power Automate for Desktop:テキストに基づく取得で劇的に高速化

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 長年、遅くて悩まされていたPower Automate for Desktopのフローが、「テキストに基づく取得」を使用したところ、劇的ビフォーアフターで高速になりました。 テキストに基づく取得のサンプル 1. 「Loop」アクションを追加し、1から5まで1ステップずつ増加します。 2. 「ウィンドウのUI要素をクリック」アクションを追加します。 3. UI要素を選択し、UI要素の追加を選択します。 4. 電卓の数字ボタンを右クリックし、「テキストに基づく取得」をクリックします。 5. 「テキスト値」をクリックし、「{X}」をクリックし、変数「LoopIndex」を選択 6. 「テキスト値」に変数LoopIndexが入力されます。 7. 作成されたUI要素を確認すると、次の通りButton'5'の要素の「Name」にLoopIndexが指定されているのがわかります。 8. フローは次のようになっています。 9. フローを実行すると、UI要素のLoopIndexは、1から5へと次々と変わり、結果的に1から5のボタンがクリックされることになります。 実例 アプリの請求書一覧から、次々と請求書を選択して入金するという業務フローがありました。これが請求書の選択処理にやたら時間がかかり悩みの種でした。 これまでのフローは次のように、請求書リストを順番に見て行って、対象の請求書番号が見つかったら処理するというものでした。 遅い原因は、請求書一覧から一件一件要素の請求書番号を読み取る事でした。Power Automate for Desktopは、画面の情報を読み取るのがやたら遅いので、この処理を何度もやったら遅くなるのは当然でした。 今回、テキストに基づく取得が使えることが分かったので、請求書番号を使ってPower Automate for Desktopが自分自身で直接UI要素を参照するようにフローを作り替えたところ、次のように劇的ビフォーアフターでシンプルになりました。 その結果、速度も劇的に速くなりました。 よく考えてみると ただ、よく考えてみると、UI要素に変数を指定して、動的に要素を指定するという事は以前からやっていたので、もしかしたら、この機能を使わなくてもできたんじゃないかという気がしています。 テキストに基づく取得を使うと、より簡単にそれができ