Apple Watch Series 8の購入を検討中

現在Apple Watch SE 第1世代を使っています。

Apple Watch SEを購入しました

SEを使っていて何が嫌かというと、やはり常時表示ではないという事。何かを持ったままや、つり革をつかんだままの時に通知があると、動かし方が足りずに反応しないときがあります。

SEの問題ではないけれど、スポーツバンドを毎朝つけるのが煩わしいというのもあります。

Apple Watch Series 8 も出た事なので、リンクブレスレットとセットの購入を検討しています。

SEの第1世代と第2世代の違いは、すべてのモデルを比較するページで見ると、衝突事故検出機能のみのようです。

そのため、SE第1世代とSeries 8との違いは、比較ページを見ればわかります。(iPhoneと違って、Watchの比較ページには現行モデルしか表示されていません)

https://www.apple.com/jp/watch/compare/


SEとSeries 8の違い

画面

なんといっても常時表示です。これで、いつでもどこでも遅延なしにサッと見ることができます。

ケースサイズは45mm(Series 8)と44mm(SE)と1mmしか違いません。しかし、8はそれ以上に画面サイズが大きいようです。老眼の方は8が良さそうです。

左が8、右がSE
Apple のモデル比較ページより引用


防塵性能

SEにはない、IP6X等級認証の防塵性能、が追加されています。防塵性能は最高の6で粉塵の侵入を許さない構造です。

【解説】防水・防塵性能を表すIPコードって? 規格の読み方やスマホ使用時の注意点などを説明します

防水性能についてはSEと8は同等で、ISO規格22810:2010にもとづく50メートルの耐水性能があります。これは、プールや海で泳ぐなど、浅水でのアクティビティで使用できることを意味するという事です。

ダイビングや高速ウォータースポーツに使いたいなら8ではなくUltraを購入する必要があります。

健康

8は血中酸素ウェルネスアプリ、と、心電図アプリ、が追加されています。

SEは第2世代の光学式心拍センサー、8は第3世代。

皮膚温センサーが追加された結果、「周期記録」から「過去の排卵を推定できる周期記録」に精度が向上しているのではないかと思います。


高速充電

高速充電が追加されています。

私自身は現状でも全く不満はありません。


硬度

SEはアルミケースのみですが、8ではステンレスケースモデルを選ぶこともできます。

ガラス

アルミケースはIon-Xガラスで、ステンレスケースはサファイアガラスが使われています。サファイアガラスはモース硬度9のダイアモンドピックでも傷つかず、Ion-Xは8で傷つき、7には耐えるという事です。

Consumer Reports誌、Apple Watchのガラス耐久性、センサー、耐水性は見事合格

ケース素材

ケースの素材は、100%再生アルミニウムと316Lステンレス。

316Lについてはリンクブレスレットの説明に次のように書かれていました。

ケースと同じ316Lステンレススチールアロイで精巧に作られたリンクブレスレットです。

42mmケース用シルバーリンクブレスレット

316Lは医療レベルのステンレスと呼ばれるもので、硬く耐食性にも優れているようで、検索するとアクセサリーにも使われているようです。

Surgical stainless steel

アルミケースの処理については書かれていませんが、アルマイト(anodized)処理が施されているようです。

アルマイトと316Lの硬度について調べてみましたが、説明がサイトによってまちまちです。ただ、どうやら、アルマイトは316Lと同等以上の硬度があるようです。

実際に、次の動画を見ても、アルミケースの方がステンレスより傷つきにくいようです。

【Apple Watch】アルミ VS ステンレス VS チタニウム、「傷つきやすさ」徹底比較!


Wi-Fi

SEは802.11b/g/n 2.4GHz。8は5GHzにも対応。

通常は問題ないと思いますが、家のWi-Fiを5G Hzのみに設定していると接続できなくなるはずです。


GPS

SEは、L1 GPS、GLONASS、Galileo、QZSSに対応。

8はさらに中国のBeiDouにも対応。補足可能な衛星数が増えるので、山間部などでの測位性能の向上が期待できそうです。

なお、UltraはL5周波数にも対応するので、さらに精度が向上します。


日本語キーボード

Watch OS 9からSeries 7と Series 8, Ultra に対して日本語キーボードがサポートされるようになりました。

予想を超えて良かった!「Apple Watch Series 8/SE」先行レビュー

前から欲しかった機能なので、これは大きい。


ステンレスモデルは欲しいけれど

普段から素材感のあるものが好きで、なおかつ基本的にステンレスが好きなので、アルミケースよりステンレスケースを選びたいところです。

しかしながら、ステンレスケースはセルラーモデルしかなく、シルバーリンクブレスレット(52,800円)と組み合わせた場合、価格は158,800円と高額です。

アルミGPSとスポーツバンドの組み合わせ64,800円とは94,000円の差があります。

満足感のため10万近く払うのかという話です。


セルラーモデルの必要性

そしてセルラーモデルの機能を生かすにはauの場合月額385円のナンバーシェアサービスが余計にかかります。10年で46,200円。

セルラーモデルにして便利になるのは、iPhoneを車やテントに忘れたまま出歩いた時にLINEが使えるくらいで、私の場合は大きなメリットはなさそうです。

ランニングや水泳など、Watch単体で利用する方はとても意味があると思いますが。


アルミケース+シルバーリンクブレスレット

アルミケースGPSにシルバーリンクブレスレットを合わせるという選択肢もありなのかもしれません。

シルバーリンクブレスレットはヘアライン仕上げされているようなので、それほどピカピカというわけではないようです。そうなるとアルミケースでもとってつけた感は少ないかもしれません。

ネットで検索しても、なかなかアルミケースシルバーとシルバーリンクブレスレットの組み合わせ写真が見つかりません。

仕方がないので Apple Watch Studio で見てみました。

ステンレスケース
158,800円
Apple Watch Studioからの引用

アルミケース
110,800円
Apple Watch Studioからの引用

CGだと思いますが、これで見る限りは、むしろアルミケースの方がしっくり来ている気がします。(Apple Storeで現物を見た方が良さそうですが)

これなら110,800円なので、フルステンレスより48,000円安く抑えられます。アルミGPS+スポーツバンドに比べても、46,000円の増額で、丁度中間の選択肢となります。

カシオのチタンプロトレックと同等の性能なら、バンドは10年くらい持つかもしれません。

なお、プロトレックはチタンだからと、温泉にもつけたまま入っていたところ、コマは平気でしたが、ピンが腐食して折れて時計を落としてしまいました。過信は禁物です。


エレコムから実売数千円の廉価なステンレスバンドも出ています。

Apple Watch用プレミアムステンレスバンド AW-44BDSS3SV

エレコムなので問題ないとは思いますがステンレスの素材については言及されていないので、金属アレルギーを考えると購入を躊躇します。

金属アレルギーになると、(チョコや豆類等にもニッケル等が含まれるため)食生活にまで影響が出ることもあるようです。


寿命は4年程度

Apple Watchの寿命は概ね4年程度のようです。

「Apple Watch」は何年使える?OSの更新とバッテリー的に3〜4年程度か

ということはステンレスとアルミの差額48,000円は、年間に直すと12,000円という事になります。10年で12万円の違い。

ただ、直接Web閲覧やメール受信等を行うiPhoneと違って、Watchについてはサポート切れの影響(セキュリティ上の問題)はあまりないかもしれません。

ちなみにSeries 8ステンレスモデルのバッテリー交換費用は現在12,200 円です。

Apple 修理サービスページより引用

となると、バッテリーを交換して6年から8年くらい使う、という選択肢も考えられるのかもしれません。


発売されたら見てきます

この手のものは実物を見てみないと何とも言えないので、発売されたらストアに行って実物を見てこようと思います。

2022/10/02 追記

見てきました。ステンレス本体とシルバーリンクブレスレットの組み合わせはさすがに素晴らしく、とても魅力的でした。

肝心のアルミモデルとリンクブレスレットの組み合わせを見せてもらうのを忘れてしまいました。

Ultraも試着したけれど、アルパインループのつけにくさが気になりました。慣れれば何とかなるのかもしれませんが。


Ultra+シルバーリンクブレスレット

Ultraとシルバーリンクブレスレットの組み合わせはどうなんだろうと思い、検索してみると次のページに写真がありました。

https://imgur.com/a/9OBNK8X

上記ページへのリンク
Apple Watch Ultra & シルバーリンクブレスレット

いい感じに見えますが、価格は、124,800円+52,800円で、177,600円と高額です。

問題なのは、Ultraに従来のバンドが使えるのかという問題です。次のページによれば互換性があるとAppleが認めているようです。

大型のApple Watch Ultra、実は42mm~45mm用のバンドも使えます

しかし、シルバーリンクブレスレットの互換性のところには49mmがありません。また、アップルストアの方は互換性がないと言っていました。なにが本当なんでしょうか。


44, 45と49mmの互換性はあり

スタパ斎藤の次の記事を読んだところ、やはり互換性はあると公式発表されているという事でした。

Apple Watch Ultra、バンド互換性はどうなのか?

Apple Watch のバンドを取り換える Apple公式サイト

Ultraと公式、サードパーティーのバンドとの組み合わせが多数掲載されています。


アレルギー

上に書いたように金属バンドはアレルギーの問題があるので、サードパーティーのものは大きな会社が素材表示をしていない限り私は買う気にはなれません。

数万円安く買えたけれど一生食べ物や身につけるもの、触れるものに気を遣わないといけなくなってしまった、なんて冗談じゃないです。

アレルギーはアレルゲンの蓄積により、ある日突然発症することもあるので、身に着けても何ともないから大丈夫、なんてものではないので注意が必要です。

金属バンドにするなら、サージカルステンレスやSUS316L等の表記があるものを選んだ方が良いでしょう。もちろん信用できる会社が表記している事が前提です。

皮のバンドでさえ、なめしに金属が使われていることもあるようなので、普段身に着けるもの、特に汗をかきやすい場所に身に着けるものは注意が必要です。

先日、アレルゲンというのは口から摂取する分にはアレルギーになりにくいけれど、肌から摂取するとなりやすいのでアレルギー検査なんてするもんじゃないという記事を読みました。次のNHKの記事でも肌からアレルゲンを取り込むのは良くないと書かれています。

食物アレルギーの新常識 NHK


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