TP-Link Archer T4U PlusでメインPCをWi-Fi化

TP-LinkのArcher T4U Plusを使ってメインのPCをWi-Fi化してみました。

ケーブルが1mあるので設置は比較的容易
スピーカーの上にのせてみました


これまでは

有線を使っていました。安定しているもののリビングの床を這うLANケーブルが掃除の際に邪魔でした。見た目も良くないし。最近のWi-Fiは速度も上がっているのでWi-Fi化してみることにしました。

有線の計測結果は次の通りです。


Google のインターネット速度テストで500Mbps台という驚異の速度です。3回計ってみましたがいずれも500台でした。いつの間にうちのネットはこんな高速に?

次はNetflixのfast.com

200Mbps台と異常に遅い。いや、200Mbpsでも以前に比べたら十分高速だと思います。前は180Mbps程度だった気がします。

そして、レイテンシーはGoogle同様異常に短い。ちなみに1,000ms=1秒。


ちなみに有線そのものは1Gbps近くの転送能力があります。

tp-link Archer T4U Plus

TP-Linkといえば無線LAN機器の市場でシェア1位と言われる中国メーカーです。

以前TP-Linkの無線ルーターを使ってみたところ悪くありませんでした。というか正直NECより良かったんじゃないかという気がしています。

PCの無線子機のArcher T2U Nanoを実家やテレワークPC用に使っていてこれも快調です。

というわけで、再度tp-linkの製品を購入してみました。

今回はメインPC用なのでケチらず良さそうなスペックのものを使ってみました。と言っても骨の髄までケチなので買ったのは上から数えて5番目で、定価3,200円。

スペックは次の通りです。

USB3.0
5dBiハイゲイン外部アンテナ×2
MU-MIMO対応
発信パワー:
5 GHz: 20dBm(FCC) / 20dBm(CE) (EIRP)
2.4 GHz : 18dBm(FCC) / 18dBm(CE) (EIRP)


Windows 10デフォルトドライバー

とりあえずPCのUSB3.0ポートに挿してみました。

まずはGoogle。

有線に対して劇的に遅いですが、絶対的には悪くない速度です。レイテンシーも延びましたがそれほど悪くはありません。


fast.comも同様です。レイテンシーも十分な短さです。

普段使いには問題ないので、これで床を這うみっともないケーブルから解放されます。


ドライバーインストール

デフォルトで組み込まれたドライバーはMicrosoft製だったので、TP-Linkのサイトからドライバーをダウンロードしてインストールしてみました。

https://www.tp-link.com/jp/support/download/archer-t4u-plus/

ドライバーのプロバイダーはMicrosoftからTP-Link Technologies Co., Ltd.になりました。

デバイス名はMU-MIMOが取れてシンプルになりました。

インストール前: TP-Link Wireless MU-MIMO USB Adapter
インストール後: TP-Link Wireless USB Adapter

その結果はというと。

なんとまさかの400Mbps。たまげました。

しかし、その後続けてテストすると、このように低速な時もあり安定しません。

不思議なことにfast.comで測ってみるとコンスタントに200数十Mbpsとなります。

ドライバーの問題なのか、それともプロバイダーや回線自体の問題なのか、はたまたGoogle側の問題か、ご近所の利用状況によるのか。

Microsoftのドライバーでも繰り返しテストをしたわけでもないので、ドライバー依存なのかはっきりしませんが、T2U Nanoを挿した別のPC(Microsoftドライバー)でも速度が安定しなかったのでドライバーの問題ではないのかもしれません。

ちなみにfast.comでも300Mbpsを越えた時もありました。これはサーバー側の問題ではないかと思います。

当面の間tp-linkドライバーで使ってみようと思います。

一夜明けた朝7時くらいの速度
快調です

ちなみに、ダウンロードはYoutubeや映画を見るときに影響する項目です。

アップロードはビデオ会議で自分の映像を送る時やファイルをOneDriveなどにあげるときに影響します。それぞれ大きい方が良いです。

とはいえ、サービスによって十分な速度というのがあります。例えばAmazon Prime Videoにこんな高速は要りません。OneDriveなどにしてもサーバー側がクライアントの速度に対応できない場合もあります。

そしてレイテンシーはサーバーが応答する時間を意味しているのでリアルタイムな操作が必要なオンラインゲームや職場のPCを操作するようなときに影響するパラメーターです。

オンラインゲームによってはポケモンの様にサーバーとの同期がそれほど重要ではないゲームもあります。ユーザー同士の対戦や格闘ゲームでは重要な項目です。


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