タレックスのサングラスには寿命がある

Yahoo!のニュースを見ていたら、サングラスには寿命があるというびっくり仰天の話が。

タレックスのサングラスには寿命がある


(Yahooニュースのリンクが切れていたので、ウェザーニューズのリンクに差し替えてあります)

上の記事によると次の通りでした。
「一般的なサングラスでは、レンズに『紫外線吸収剤』が練り込まれています。実は紫外線吸収剤の吸収力には、限界があります。使用頻度や条件によっても違いがありますが、基本的に3年が目安とされています」と、偏光レンズメーカー・タレックスの松村達也さんは言います。
そんな話、初耳です。

早速、私が昔から愛用しているSWANSのメーカーサイトを見てみたところ、FAQ、よくあるご質問に、次のように書かれていました。

Q 紫外線をカットする力には、寿命がありますか
A レンズに含まれている紫外線吸収剤量は時間によって劣化することはありませんので、安心してお使いいただけます。
ただし、キズや破損などレンズ自体の損傷には影響を受けますので、日ごろの取り扱い、メンテナンスにはご注意ください。
というわけで、SWANSのサングラスは時間が経ったからと言って紫外線をカットできなくなる、なんてことはありません。

しかし、タレックスのサングラスは3年でダメになるようなので、タレックスユーザーの皆さんは失明しないようにご注意ください。

粗悪なサングラスは目に悪い

紫外線は目に悪いと言われていて、登山者の間では雪目が有名だと思います。雪で反射した紫外線を長時間浴びると場合によっては失明するというものです。

昔、NHKを見ていたら、ためしてガッテンみたいな番組が海の家に取材に行き、店頭に並んでいるサングラスを撮影していました。普通のカメラで撮影すると皆真っ黒なのですが、紫外線を撮影できるカメラで撮ると、なんと中には透明に見えるサングラスがあります。

これは何を意味するかというと、可視光(目に見える光)は通さないけど、紫外線(目に見えない光)は素通しかそれに近い状態のサングラスがあるということです。

その結果何が起こるかというと、そのサングラスをすると見た目には暗くなりますから、より光を集めようとして瞳孔(光を絞る部分。明るいところでは閉じて光を減らし、暗いところでは開いて光を多く通す)は開きます。

しかし、紫外線は目に見えないので、瞳孔は閉じることなく紫外線はもろに網膜に当たります。その結果網膜が焼ける。そういう話だったと思います。

それを見てから私はオークリーやレイバンなど信用できるメーカーのサングラス以外は買わないことにしました。

日焼け止めの効果は数時間

夏の屋外で使う日焼け止め。これには紫外線を通さない物質が入っています。

化学に詳しい知人曰く、日焼け止めに含まれる物質が、紫外線によって分解される間は、紫外線を通さないということでした。逆に言えば分解されると通してしまう。

だから、日焼け止めは数時間おきに塗らないといけないようです。タレックスのサングラスには、そのような時間が経つと劣化する物質が練りこまれているということになります。


以下は2020/8/29追記

霊感商法

IT業界には昔から霊感商法が存在していました。

ブラウン管の放射線

モニターがブラウン管の時代にはモニターから放射線が出て女性に悪いと言われ、それを防止するというエプロンや画面につけるフィルターが売られていました。私がいた職場でもそれを着ている女性たちがいました。

放射線を防ぐには鉛や大量の水が必要です。以前病院でなにかの検査をする際に、分厚いズシリとしたものを着せられたことがあります。あれには鉛が入っていたのだと思います。体に悪影響を与えるレベルの放射線がペラペラのエプロンやフィルター一枚でカットできるとは思えません。

ベネッセ教育総合研究所次世代育成研究室 メディ視聴のウソホントには次のように書かれています。
テレビから出る放射線はきわめて弱く、自然界に存在する放射線と変わらないため、それが健康被害を起こすとは考えにくいのです。

ブルーライト

最近だとブルーライトです。2012年に職場の女性からブルーライトはどうなんですかと言われて調べてみたら、ブルーライトが目に悪いという事でした。

当時そんなことを言っているのは、ブルーライトカットをうたう眼鏡を「販売」しているJINS以外には見当たりませんでした。

青い光が目に悪いようなら有害な紫外線まで含む太陽光に照らされた屋外に出るのは目に悪いって話になります。確かに紫外線については上で書いたように雪目になったり、白内障になったりしますが、通勤通学にサングラスをかけてる人なんてまず見かけません。

そもそも昔から蛍光灯にだって青い成分は含まれています。これが含まれていないと青いものは青に見えませんから。(青いものが青く見えるのは青い光を反射しているから、つまり青いものが見える環境では青い光源があるという事です)

インチキ臭い話だと思っていましたが、やはり目に悪いというわけではないようです。


ただし、上の記事にあるように、夜に青い光を浴びると昼間と錯覚して寝つきが悪くなるといった問題はあります。ただ、これを心配するならまず昼光色等の青い照明はやめて電球色の照明にするべきです。青い部屋の中でスマホの光を心配するのは順序が逆だと思います。私は昔から夜にリラックスするため電球もしくは電球色の照明を使ってきました。

2020/11/22追記
上の記事からの引用です。
ブルーライトは、目に入るとほとんどが角膜や水晶体を通り抜け、網膜に達することが知られており、網膜への影響を心配する声もあがっていますが、ブルーライトが人間の目に特定の病気を引き起こすことを示した研究は、これまでのところありません。
米国では、2018年7月5日にScientific Reports誌に報告された論文[注1]をきっかけとして、ブルーライトによる失明の危険性に対する不安が高まっていました。これに対し米国眼科学会(AAO)は2018年8月、「スマホからのブルーライトは失明を引き起こさない」と題するメッセージを公開しました

不安による健康被害

放射線にしろブルーライトにしろ、根拠もないもので不安をあおり、役立たずのものを売りつけようとするのは霊感商法の類(たぐい)だと思います。不安を感じれば人はそれだけで心身ともに悪影響を受け健康を害します。こちらの方が確実に発生する問題で、ある種の傷害罪だとも言えます。

タレックス

上に書いたような話があったので、タレックスの話を聞いた時にまたかと憤りを感じました。

サングラスは消耗品というイメージを植え付けて消費を早めようとしているのではないかと思ったためです。

逆に、本当に3年でダメになるのであれば失明の危険がある危険な商品です。

いずれにしても問題があります。


以降2020/9/4 追記

偏向レンズと間違えているのでは

TALEXを検索すると、偏光サングラスが良く出てきます。もしかしてこの会社の人、偏光レンズと間違えているのではないかと思いました。

カメラの世界には偏光フィルターというものがあり、これを使うと緑や空をきれいに撮ることができると言われています。


この偏光フィルターは使っていると劣化してくるため交換が必要ともいわれていました。なので、ケチな私は使ったことがありません。熱と紫外線に弱いようです。


タレックスのサングラスに劣化する偏光素材が使われていれば数年でダメになるというのは納得です。劣化が着色されるだけなのか偏光性能そのものに低下をきたすのかわかりませんが、いずれにしろ失明するような話にはならなそうです。

とはいえ、偏光と紫外線カットの区別もつかないとすれば、そんな人を表に出すなんていずれにしろどうかしている会社だと思います。あまりに不勉強で本人のプロ意識と会社の教育体制を疑います。

検索してみたところやはりタレックスの偏光レンズは劣化するようです。次のページの方は、着色が発生し、さらにレンズ周辺は脱色していると書かれています。

この方は、紫外線の寿命についても次のように書かれています。
まあ、紫外線吸収剤の効果がなくなったところで、ローライト用のイーズグリーンですし、紫外線が少ない時期・時間帯に使用するならぜんぜんOKです。
コメント欄で紫外線は目が充血するかどうかで判断されると書かれています。白内障にならないことを祈っています。

私も偏光レンズを使っています

私自身、登山や旅行時にはSWANSの偏光機能付きサングラスを使っています。偏光機能があると肉眼よりも美しい景色を見ることができて、時にはあまりに美しくて感動さえします。

難点は私のカメラの液晶モニターと干渉してほとんどモニターが見えなくなることと、サングラスをかけて感動した景色を写真に撮っても美しくなくてがっかりすることです。

SWANSのサイトで偏光レンズの寿命を探してみましたが、見当たりませんでした。

コメント

  1. ブルーライトは実際に有害ですよ
    可視光線だろうとなんだろうと波長の短い電磁波ほど危険です

    返信削除
    返信
    1. 有害とおっしゃるのであれば根拠を示した方が良いと思います。私の投稿にあるリンク先の日経の記事では、次のように書かれています。

      ・ブルーライトが人間の目に特定の病気を引き起こすことを示した研究は、これまでのところありません
      ・米国眼科学会(AAO)は2018年8月、「スマホからのブルーライトは失明を引き起こさない」と題するメッセージを公開しました

      また、紫外線であっても適量浴びなければビタミンDが生成されず、くる病、骨軟化症、骨粗鬆症などになりかねません。最近ではコロナの重症化にビタミンDが効果があるという説もあります。
      https://president.jp/articles/-/40384?page=1

      体によさそうなイメージのある遠赤外線も大量に浴びればやけどします。
      電磁波が有害かどうかは程度問題だと思っています。

      削除

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