ホンダ フィットハイブリッドの自動運転にびっくり

日光菖蒲ヶ浜キャンプ場に行くのにニッポンレンタカーからフィットハイブリッドを借りたところ、アクセルとブレーキを車が制御して勝手に前の車についていく追従クルーズコントロールはもちろん、高速の車線を自動認識して中央を走るようにハンドルを勝手に切るレーンアシストまで付いていて、その進化に驚きました。



待っていたのはフィットでした

当初は、ベンツCLA180シューティングブレークもありか、と思っていたところ、エコカーでは唯一アクアやフィットのコンパクトエコカーのクラスも空いていました。うちのに、ベンツが25000円でアクアが18000円と言ったら、(安い方に)決まりじゃん、と言われて、ああ、クルーズコントロールが…、と思いながらコンパクトエコカークラスを予約しました。そして、当日朝、ニッポンレンタカーに行ってみたら用意されていたのはホンダのフィットでした。

追従クルーズコントロール

ああ、フィットかぁ、と思いながら乗り込んで運転してみたところ、なんとクルーズコントロールが付いています(そういえばハイブリッドは大概付いていた気がします)。しかも、前の車についていく追従クルーズコントロールっぽいです。

半信半疑ながら高速で開始してみたところ、なんとやはりプリウスやベンツGLA同様に追従クルーズコントロールができるではないですか! しかも車間距離はプリウスやベンツ以上に広げることができます!

プリウスにしてもベンツにしても追従コントロールの車間距離が私にとっては今ひとつ狭いのが気にいらず、ストレスを感じていました。

車間が広ければ玉突き衝突のリスクが減るし、前の車がブレーキを踏んでもすぐにブレーキを踏む必要がなく燃費が向上します。後続車にブレーキが波及しにくくなるので渋滞の発生も抑制または解消されます。

自動運転なんて、いまいち信用できない人の助手席に乗るようなもんですから車間は広いに越したことはないです。

今回のフィットはなんと私の車間距離間隔とぴったり一致していました。そして、高速にある車間距離チェックのところで見てみたら丁度100m位でした。政府推奨どおりです。

高速道路本線では前の車両を見失うことはありませんでした。しかし、ジャンクションはもちろん、外環の和光近辺のカーブのきついところでも先行車を見失ってしまい、カーブにも関わらずアクセルを開けて加速してしまいました。このあたりは今後の改善に期待です。スバルのアイサイトならこれにも対応できるのかもしれません。

残念なことにフィットの追従クルーズコントロールが効くのは30km/h以上のときだけ。それより下になると効かなくなってしまいます。速度が低下すると警告音がなり勝手に解除されてしまいます。

このあたりはプリウスやベンツに大幅に劣るところです。30km/hより下の速度域もぜひサポートしてほしいものです。ちなみに、ホンダの他の車種では全車速追従もあるようです。

レーンアシスト

なによりブッたまげたのはレーンアシストを装備していること。

プリウスにもそれらしき機能があり、車線逸脱を警告してくれて、更に危なくなるとハンドルも切ってくれるようです。ただし、あくまでも事故防止機能で、普段は役に立ちません。

しかし、フィットはなんと高速では常に勝手にハンドルを切ってくれます。直線からカーブに入るタイミングで手を軽く浮かせてみていたところ、勝手にハンドルを切って曲がってくれました。ついにここまで来たかという思いです。

今回、東京から奥日光まで行ってきました。高速でのレーンアシスト中、明確に私が介入しないとやばかったというのは、記憶では帰りの外環近くの一回限りでした。その場所では破線の白線がすり減ってシステムが車線を認識できなくなっていました。

このとき車は車線を見失っていて警告してこないので、完全に目をそらしていたら車線を外れて事故を起こしていたかもしれません。必ず人間による監視が必要です。

交通標識自動認識

走っていると、コンソールに速度制限や追い越し禁止の標識が表示され、たまに速度超過を音声で警告されました。

通信で道路情報を拾っているのだろうかと思ったけれどそれだと通信費がかかるはずです。ケチなニッポンレンタカーがそんな事するとは思えなかったので、家に帰ってきてから調べてみたところ、なんとカメラが搭載されていて道路標識を画像認識しているようです。驚きです。

タイプ

今回乗ったのはハイブリッドで、タイプFだと思います。タイプL Honda sensingになるとオートライトが付いていますが、借りたものには付いていなかったからです。おそらく安く上げるためにタイプFにしたけれど安全装備はオプションで付けたという感じではないかと思います。

オートライトが付いていないと煩わしいし、夕暮れやトンネル内は無灯火だと危ないので是非付けてほしいものです。

今回乗ってみて、もうちょっと静かならいいんだけどなぁ、と思ったところ、タイプS Honda sensingがありました。これは遮音性その他を向上させたモデルです。これなら快適な長距離ドライブを楽しめそうです。ただし代償として燃費は悪くなっているようです。年間走行距離が多くないのであればタイプSというのはかなりいい選択肢かもしれないと思いました。

燃費

ニッポンレンタカーのレシートによると448km走ったことになっています。最後に給油したのは20.19L。なので燃費は22.19km/Lということになります。

ただ、走行中、概ね燃費は24km/L台が表示されていました。表示に問題があるのか、ニッポンレンタカーのメーター読みが間違っているのか(過去に明らかに間違ってるだろという事がありました)、それとも前に借りた輩がガソリンを満タンにしなかったか、遠くのガソリンスタンドで入れたか…

総合

ホンダのハイブリッドと言うと、初期の頃のフィットハイブリッドやフィットシャトルに乗ったことがあるため、トヨタに遅れを取るメーカーというイメージが強くありました。しかし、今回の追従クルーズコントロールとレーンアシストでそのイメージはひっくり返りました。

帰りの高速はほぼ自動運転で加速の仕方も私好みのゆっくりとしたエコ加速です。車間といい加速といい自分で運転しているのに近い感じでとても良かったです。(単に非力で加速できないという可能性もありますが)

ホンダの上のグレードの車では30km/h以下でもクルーズコントロールが機能するようです。買うならホンダ車もありだと思いました。


ステップワゴンとフィットのガソリン車で調子が良くない

2021/3/29追記

その後、ステップワゴンに2回、そして今回フィットに乗りました。いずれもガソリン車です。

ステップワゴンは、細かい動作は忘れてしまいましたが、時々イマイチでした。加減速がおかしい時があり、フィットハイブリッドの時のようなスムーズさがありませんでした。先行車の認識に問題があったような覚えがあります。これだと買うのは躊躇するなというレベルでした。

そして今回のフィット。やはり先行車を見失うときがあり、レーンも見失うときがありました。アクアラインの東京側から入った地下で、先行車を見失ったらしく車間が異様に詰まりました。帰りも上り坂のピーク近くなどで二三回先行車を見失い、先行車がいるのに加速する問題がありました。

後は、首都高速中央環状線のような急カーブのある地下では、しばしば先行車を見失うので、これがアイサイトだったら見失わないんだろうな、と思いました。

2台とも個体の問題で要修理の可能性もあります。また、フィットは古いのかもしれないので、新しいものならもしかして改善されているのかもしれません。

いずれにしろ、買うならよくチェックが必要だと思いました。アイサイトが良ければ、多少燃費が悪くて高くてもそちらの方がよいかもしれないと思いました。

ただ、フィットについては首都高速やアクアライン以外の地上の高速では大きな問題はなく快適でした。普段から普通の高速を走る分には問題ないかもしれません。

ちなみに、今回のフィットの最高設定速度は115km/hまででした。今時のACCは130から180くらいまで設定できるものもあるとか。私自身は燃費優先で100km/h設定でしたが。


次の記事を読むと、アイサイトだと白線が見えなくても先行車を考慮して追従していくようです。これなら安心です。コロナのせいなのか、最近白線が消えているところが多い気がしていますから。

スバル最新アイサイト 首都高で試走、精度に驚き

アイサイトは昨年バージョンXがリリースされています。


BMWの自動運転支援に感動

2021/10/17追記

先日、BMWの新しい318i Touringを借りたところ、その自動運転支援機能に感動しました。というか高速の低速では自動運転と言えるレベルになっています。

BMW 318i Touringでキャンプ

これを知ってしまうとHonda Sensingなんておもちゃのようなものに感じます。機能を向上させたHonda Sensing 360が発表されましたが日本での実車の登場はいつになるのかわかりません。対応の遅さを感じます。


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