ナミビアのレンタカー会社 NAMIBIA2GO で車を予約してみた
ナミブ砂漠に行く方法
世界一周旅行者が口をそろえて良かったといっていたナミブ砂漠に行くために、ナミビアに行くことにしました。
目的のナミブ砂漠に行く公共交通機関はないため、現地に行く方法は次の二つのうちいずれかだと言われています。
- ツアー
- レンタカー
ツアーは、Get Your Guideで見ると、一番安い三日間のキャンプが一人15万円位。宿泊施設に泊まるツアーだと25万くらいが最低。宿泊施設の詳細は書かれていません。
どのツアーを見ても旅程がないか不十分、もしくは間違っている。さらに、どれもレビューがないのが怖い。
おすすめウィントフック観光スポット | ゲットユアガイド | GetYourGuide
しかも、基本的に旅程は、Sesriem(Deadvlei) 往復。私たちは Swakopmund や Spitzkoppe にも行ってみたかったので、それはちょっと。
スワコップムントに行くツアーもあるけれど、37万円で、二泊三日というハードモード。そして宿泊施設についても明確に書かれていません。
Namibia in a Nutshell: 3-Day Sossusvlei & Swakopmund Express - 2026 (Verified Reviews)
ちなみに、地球の歩き方で紹介されていた、Africa Extravaganza では、次のように非常に良心的なプランが用意されていました。三泊四日のツアーで約16万円と、Get Your Guideに比べると、こんなに安くていいの?、というツアーです。
DD Flyer W-W Desert Dream Apr - Dec26.pub
スワコップムントにはいかないけれど、宿泊施設も明記されているし、内容も充実していてかなり良い旅行会社だと思います。
最初にここを知っていたら、ここにお願いしていた可能性もあります。
GO2 による移動
レンタカーを予約した後で、もうひとつの選択肢があることに気が付きました。それは現地の旅行会社ゴンドワナが提供するライドシェア。ざっと見た感じは一区間8千円位とリーズナブル。
ただし、おそらくゴンドワナの宿泊施設までしか行かなくて、そこから別の宿泊施設に泊まりたい場合には、別途移動をリクエストするしかなさそうです。
ゴンドワナの宿泊施設かその近くに泊まるのであれば、良い方法かもしれません。
現地でのソーサスフレイなどへの観光は宿泊施設に頼むことになると思います。
最初はSiXTを予約
先進国では基本的にレンタカーで旅行をしてきましたが、途上国はルール無用の危険なところが多いので基本的に避けてきました。
しかし、ジンバブエに行ってみたところ、車があんまり走っていないし、道路も普通に舗装されていて、マナーも別に悪くはなかったので、これなら自分で運転できるのでは?、と思い、今回はレンタカーにトライしてみることにしました。
空港周辺のレンタカー屋の評判をGoogleマップで見てみると、SiXT と Namibia2Go が良さそうでした。
SiXTはドイツのレンタカー会社でヨーロッパでよく見かけ、ワールドワイドでも展開しています。ナミビアでは SANI SiXT という会社がサービスを提供しているようです。Googleマップのレビューでは、空港近くの店舗は 725人で 4.8 とかなり高い評価です。
そこで、とりあえず TOYOTA の Fortuner という四駆の車を予約しましたが、ネットの情報を見ると、ナミビアはよくパンクをするので、スペアタイヤが二本必要だし、空気圧調整用にコンプレッサーもあったほうがよいという話もありました。
また、砂漠の真ん中でトラブルが生じたら、どうやって連絡するのという大きな問題もありました。現地のドコモに相当する MTC というキャリアも郊外ではあまり電波が入らないようですから。
Namibia2Go にランドクルーザープラドを予約
そこで、ゴンドワナグループのNamibia2Go というレンタカー会社のサイトを見てみると、店舗の評価は 59件しかないけれど 4.9と極めて高い評価です。
車を見ると、既にフォーチュナーはソールドアウトで、他に良さそうなのはランドクルーザー 250 にそっくりのランドクルーザープラドしかありませんでした。
前から一度乗ってみたかったし、首都ウィントフックから、ナミブ砂漠経由で沿岸の町スワコプムントに行くには、かなりの部分が未舗装路なので、プラドの方が安心感があるし、乗り心地も良く疲れも少なさそうです。
また、予約時のオプションに衛星電話、コンプレッサーの貸し出しオプションがあり、スペアタイヤ2本も約束されていました。
そのため、高いのには目をつぶってプラドを予約してみました。
| Okapuka Safari Lodge でLodgeの裏に停めたプラド |
保険が問題
Namibia2Go のサイトでは、 Excess Zero が売りになっていて、これも選んだ要因でしたが、Excess Zero はレンタカー会社に支払うお金がいらないっていうだけで、対人対物はまた別ではないかと思い、Namibia2Go に問い合わせをしてみました。
そうしたら、最初は、調べて回答するという返事でしたが、返ってきたのは、金額が書いてない Terms & Condition であったり、予約時に確認できる画面のコピーであったり、保険は標準的なものだという役に立たない回答だったりで、何度やり取りしても満足のいく回答が得られませんでした。
その標準的だという保険のまま、現地で慎重に走ることも考えましたが、いくら私が注意していても事故は起こる時は起きます。
一昨年スペインの高速を走っていた際も、左のレーンを走っていた車が急にこちらのレーンに向かってハンドルを切り、危うくぶつかりそうになり、回避するため反射的に右ハンドルを切ってしまいました。
あのとき右のレーンに車がいなかったから無事に済みましたが、いたら事故を起こしていました。事故の原因は左の車にあるけれど、私も過失を問われる可能性があるし、事故を起こした私たちを置いて逃げてしまう可能性も高かったと思います。
左の車に乗っていたのは、見た感じ、若いインド系と思われる女性二人で、こっちを見た後、二人で笑っていました。人が死んだかもしれない事故になっていたかもしれないという事を全くわかっていないと思います。
というわけで、保険額がはっきりしない状態で事故を起こしてしまったら、破産という可能性もあり得ます。
Namibia2Go は前払いが必要だったため、既に支払いも済ませてしまっていて、30日を切るとキャンセル料が発生します。
Rack Rate Overview - NAMIBIA2GO
とはいえ、キャンセル料を惜しんで破産するというのはバカげているので、仕方なくキャンセルを申し入れて、SiXTでフォーチュナーを再度予約しました。
そうしたところ、急に、次のように保険料を引き上げたというメールが届きました。
Gondwana have bought up the amount to N$150,000,000 on an excess of loss policy. No liability policy will be unlimited.
Primary Policy: Motor Third Party Liability N$50,000,000
Secondary layer Motor Third Party: N$150,000,000
1ナミビアドルは約10円なので、15億円位の補償額があることになります。
SiXTの補償額が1800万ナミビアドル、1億8千万円位なので、それより8倍近くあることになり、これならキアヌリーブスやブラッドピットをひかない限りは安心です。
これがうるさい私たちのために引き上げられた特例なのか、それともNamibia2Go 自体の保険額が引き上げられたのか不明なので、これから借りようという方は確認してみた方が良いと思います。
ちなみに、SANI SiXT は SiXT グローバルサイトとは別にサイトを持っていて、そちらで予約する事も可能ですが、そちらで予約を進めると第三者補償(要は対人対物)は25万ドル、つまり約250万円という信じがたい金額が表示されます。現地レンタカー会社の標準的な保険というのはこれのことなのでしょうか?
AIによると、ナミビアはMotor Vehicle Accident Fund(MVA Fund)という自賠責保険的な制度があって、事故時の補償はそれからなされるのが基本だという事です。そのため、一般的には補償額が低くても問題ないのかもしれません。ただし、これは対人であって、対物はこの制度による補償がないようです。
SiXTは先進国からの旅行者が対象でしょうから、それに合わせて補償額も私たちがある程度妥当と思える額に設定しているのかもしれません。
問題だった保険額が解消したので、予約は維持してSiXTにはその旨伝えてキャンセルさせてもらいました。
SiXTは明確で素早い回答
SiXTの補償額はサイトに明記されているし、スペアタイヤやコンプレッサーについて問い合わせた際にも回答は明確で非常に迅速で、夜に問い合わせを行い、その日のうちにすべての回答を得ることができました。
スペアタイヤについては、最初 950ナミビアドルで2本目を搭載可能という事でしたが、すぐにフォーチュナーは2本積んでいるという訂正のメールが来ていました。仮に9500円かかるとしても万が一を考えると安いものです。
帰国前日に二本目がパンクしたり、そうでなくてもパンクによりロッジに着くのが夜になってしまう事を考えると2本あった方が安心です。郊外では街灯がないから夜は道路が見えないし、動物が徘徊していてぶつかることもあるようです。
衛星電話については、SiXT自身はレンタルしていないけれど、レンタル会社と思われるところから見積もりを取ってくれるという事でした。
コンプレッサーについては、貸し出しをしていないという回答だったので、その場合、ガソリンスタンドで空気圧を調整すればよいか尋ねたところ、その通りで、セスリエム経由でスワコプムントに行くのなら、レホーボスで空気圧を下げて、ウォルビスベイで空気圧を上げて、その間は、空気圧を下げたまま走ればよいという事でした。
ガソリンスタンドではチップを払えばやってくれるという話をどこかのサイトで読んでいたので、それならその方が簡単です。
ただし、低空気圧で高速走行するとバーストする恐れがあるので、低空気圧の間は速度を押さえて走った方が良いと思います。とはいえ、もともとナミブ砂漠の国立公園内は舗装路であっても60km/h に制限されているようなので、問題はないと思います。
レンタカー会社は現地店舗の評判で決めた方が良いかも
世界的に有名な Hertz や SiXTも結局現地では現地の会社と提携しているのではないかと思っています。
例えば、日本では Hertz はトヨタレンタカーと提携しているし、SiXTはオリックスと提携しているようです。
アメリカのハーツでさえ、ジャクソンホールはフランチャイズだったと思うし、トヨタレンタカーも山梨は別会社なのではないかと思います。
そう考えると、レンタカーブランドで決めるというよりは、まずは現地の支店(提携会社)の評判を見て、それからレンタカーブランドを決めた方が良いのかもしれないと思うようになりました。
もっとも、Hertz はかなりの確率で予約した車種が提供されないし、しばらく前に試した Alamo も安かったけれどイマイチでした。SiXTについてはこれまでの二回は予約した車種が用意されていました。今のところSiXTは高いけれど、頼んだ車が来るという印象です。
この投稿は、ナミビアに渡航する前に書いていたものです。実際に行ってどうだったのかは、また別に投稿します。
コメント
コメントを投稿