SONYのDolby Atmos対応AVアンプSTR-DN1080を購入

SonyのDolby Atmos対応マルチチャンネルインテグレートアンプ STR-DN1080を購入しました。


これまで使っていたのは

同じくソニーのSTR-DN1040。型番の通りDN1080の4世代前のアンプです。特に不具合はありませんでした。

しかし、Dolby Atmosとスピーカーを仮想的に再配置する「スピーカーリロケーション」機能に魅力を感じて買い換えることにしました。

Dolby Atmos

Dolbyの最新規格で、これまでのサラウンドに対して高さ方向の広がりを出せるのが特徴と言われています。

ただし、実際に機能させるには、天井につけるスピーカーか、反射を使ってそれらしくするイネーブルドスピーカーを設置する必要があります。

スピーカーリロケーション

これまでのDN1040も、スピーカーの距離を調整することは可能でした。例えば、後ろのスピーカーの距離が取れない場合、後ろからの出力に遅延を掛けて遠くにあるように見せかけるというものです。

DN1080では、スピーカーの位置自体を調整する機能が付いています。といっても、単にスピーカー間の音量を変化させて、音像の位置をずらすという比較的原始的な方法です。要は、バランスつまみを使って、ボーカルの位置を左右にずらすようなものです。

左右前後の位置を調べるために測定マイクがステレオ化されているのがDN1040との大きな違いです。DN1040はモノラルマイクです。

購入

価格.comで調べると、ヨドバシカメラが最安だったのでこちらから購入しました。

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ヨドバシカメラは普段はそこまで安くないショップですが、DN1080は在庫切れのため、どこのショップも入手が難しい状態なので、利益を抑えて受注を目指したのだろうと思います。おかげでしっかりしたところから安く購入できて満足です。

聴いてみて

Netflixのオリジナルコンテンツを使って、いくつかAtmosを再生してみました。天井スピーカーもイネーブルドスピーカーもないだけあって、高さ方向が出たような気もする、という程度でした。

ドルビーサラウンドアップミキサーによって、Atmos非対応のソースでも高さ方向が再生されるようなので、いずれイネーブルドスピーカーを買ってみようと思います。逆にこれを買わないとこのアンプにした意味が半減します。



期待していたスピーカーリロケーションは、効いているような気がします。以前よりリアの音が細かくわかるような気がします。

アンプの音自体は、大差がないと感じます。比較視聴すればわかると思いますが、映画が違うと音はソース次第なのでわからないです。

起動時間が高速化

DN1040はスイッチを入れてから音が出るまでしばらく時間がかかりましたが、1080は気にならないほど早く上がってきます。これは嬉しい。

ちなみに電源が入るときのカチッという音が1040より大きいです。

FMは劣化

以前使っていたYAMAHAのアンプからDN1040に換えた際に、明らかにFMの音が悪くなりました。エコー感や音色といった細かい音がなくなってしまったような、つまらない音になってしまい驚きました。

そして今回、さらに劣化したと感じます。最初に鳴らしたのがFMで、一緒にいた妻が、何この音、と驚いていました。一聴してわかるレンジの狭さです。

音声デコードモード

各種入力時は次のように処理されました。
最初の[]は、最終的にアンプに表示されるデコード名。

地デジ、BS

[MPEG-2 AAC] (1, 2, 5.1CH)

地デジや通常のBS放送では、AAC入力となり、番組内容によってチャンネル数が変わります。例えば、ニュースは1CH、通常放送は2CH、クラシックは5.1CHなどと表示されていました。

BS4K

[DOLBY D +] DOLBY DIGITAL + (2 CH)
BS4KはDolby Digital Plusで再生されます。
2CHしか確認していませんが、番組によっては5.1CHで処理されるはずです。

Amazon Prime Video

[DOLBY D +] DOLBY DIGITAL + (2, 5.1 CH)

ローマの休日や風と共に去りぬのような映画まで2CHで表示されているところを見ると、実際はモノラルでも最低2CHフォーマットで放映されているようです。

Amazonオリジナルコンテンツのジャックライアンなどは本来Dolby Atmosで再生可能なようですが、SONYのテレビの内臓アプリは現時点では5.1chまでしか対応していません。


Netflix

[DAtmos] DOLBY ATMOS - DOLBY DIGITAL +
Netflixオリジナルコンテンツの中にはDolby Atmosで再生されるコンテンツがあります。

[DOLBY D +] DOLBY DIGITAL + (5.1 CH)
北斗の拳のような古いアニメでも5.1CHと表示されるところを見ると、どんなコンテンツでも5.1CHフォーマットで放映しているようです。

Blu-rayレコーダー(SONY)

[PCM] LINEAR PCM (2, 5.1 CH)
BS4KをDRモード(非圧縮)録画したマトリックスはこのPCMの5.1CHで再生されました。
旅行番組等は2CHで再生されました。

[MPEG-2 AAC] (2CH)
BS1でSRモード録画した番組はAACで再生されました。

イネーブルドスピーカーを追加

イネーブルドスピーカーを追加してみました。


結果は大幅にサラウンド感が増したと感じます。

やはりこのアンプは上のスピーカーを付けてナンボなんだと思います。音源がAtmosでなくてもアップミキサーでイネーブルドスピーカーに音が割り振られます。

PlayStation 4のDolby出力で「風ノ旅ビト」をプレイしていると、結構な音がイネーブルドスピーカーから出ています。これはアップミキサーが既存の5.1チャンネルから天井から聞こえるはずの音を抽出しているようです。どういうロジックで取り出しているのか不明ですが、結果的には部屋全体が反響音に包まれ、どっぷりと没入できます。効きすぎじゃないかと思うくらいで、効果は次のドラマ「アナザーライフ」以上です。

せっかくなのでAtmos対応コンテンツのNetflixオリジナルSFドラマ「アナザーライフ」も見てみました。これはアンプを買ってから効果を確かめるために見始めてそのまま見続けていたものです。

イネーブルドスピーカーを付ける前よりも明らかに背後の音が強くなり、明瞭に後ろでなっているのがわかります。まあ、後ろでなっているのは4chでも同じなはずなのですが、なぜか以前より後ろの音がはっきりするように感じます。後ろから聞こえてくるセリフなどもはっきりしています。

これまでもずっとサラウンドを使っていたけれど、こんなに明瞭に後ろから声が聞こえたことってあったっけ?と思うくらいです。後ろからの音が左右に分かれるのもよくわかります。このあたりはもしかしたらスピーカーリロケーションの効果なのかもしれません。

イネーブルドスピーカーをつけて天井方向に音が広がったことにより、後ろからの音もクリアに分離されるようになったのかもしれません。

ヘリが通過するシーンでは、耳を近づけると明らかにイネーブルドスピーカーからヘリの音がしています。

イネーブルドスピーカーでこれだけの効果なんですから、ハイトスピーカーや天井スピーカーにしたらさらに効果が出ることでしょう。

現在の状態で、妻に聞いてみたところ、以前よりサラウンドが効いていると言っていました。アンプを買い替えて、イネーブルドスピーカーを追加した甲斐がありました。

なお、スピーカーの方の投稿に書きましたが、イネーブルドスピーカーは、部屋、アンプ、コンテンツ、認識能力が揃って効果が出ると思います。いずれかが欠けると効果は大きく損なわれると思います。特にコンテンツはソースによって効果が大分違うので色々聞いてみるとよいと思います。

Atmos以外には効果がないんじゃないかと思いながらシステムをアップグレードしましたが、十分効果があってとても満足しました。

スピーカー構成

イネーブルドスピーカーを追加した現状は、4.0.2chということになります。

一般的には、前三本(左、センター、右)、後ろ二本(左、右)の5本+ウーファーの0.1chで、5.1chで使うのが基本とされています。

しかし、センタースピーカーはテレビの正面で聞く分には不要です。左右のスピーカーがあれば、セリフは真ん中から聞こえるのが普通です。ステレオスピーカーでボーカルを再生すれば、真ん中から聞こえるはずです。

映画館のように前方の左寄りとかの席で見るしかない場合には、センタースピーカーがないとセリフも左から聞こえるように感じてしまうという問題が生じるのでセンタースピーカーは必要でしょう。

しかし、自宅の場合は大概はテレビの正面で見るでしょうし、そもそも一般家庭のテレビの大きさはセンタースピーカーを必要とするほど大きくありません。

100インチを家族で見て、極端に左右に寄ってみる人がいるとかなら話は別ですが。

逆に、センタースピーカーをテレビの下なんかに設置したらセリフも下から聞こえてきて違和感があるはずです。

私はある程度の性能のスピーカーを使えば、ウーファーも不要だと思っています。フロントスピーカーが小型とかならつける必要もあるかもしれませんが。


2020/9/12追記
フルの5.1chというのはアメリカの富豪が巨大なスクリーンと防音された部屋で人を集めて見るような場合(つまりはプライベート映画館)に必要なものだろうと思います。

日本の家でせいぜい65型程度の大きさで見るのであれば、センタースピーカーは不要だと思います。

ウーファーにしても戸建てならともかく集合住宅でそんなものをガンガン鳴らしたら殺人事件になりかねないのではと思います。(低音は透過しやすいです)

メーカーとしては1本でも多くスピーカーを買ってくれればありがたいでしょうけれど、買う側としては住宅事情にあったものを買ったほうが良いです。

センタースピーカーとウーファーに費やすコストをフロントとリアに使えば全体的な音のアップグレードも図れます。

センターとウーファーは置き場所に困ることが多いと思います。メーカーも5.1chとか言って逆にサラウンド普及の敷居を上げているのではと思います。きちんと視聴環境に合わせて構成を選ぶべきだと説明すべきです。自分たちでセットものとか売っていたらそうもいえないのかもしれませんが。

日本の集合住宅では通常は4chあれば十分だと思います。4.0.2chは導入する価値はあると思います。


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